右手首の痛みはおさまっていませんが、ロードに乗れないことに我慢できず。「右手首快気祈願ライドー」という、本末転倒な行動にでます。とは言え、遠出は厳しいので、距離的には短いけど、充実感のあるコースを選択します。すなわち、ヒルクライム。
山を登って川沿いを走ります。脚を止めて川を見下ろせば清流と花・あいかわらず名前は分かりません。
途中で坂がきつすぎて写真を撮る余裕がまったくありませんでした。DEFY 1のコンパクトクランクのもっとも軽いギアである34T-28Tで、U-37で20%と表示される傾斜をしのいできました。
山の中では補給食はきつくて食べられない。ボトルの入れたポカリだけはぐんぐん無くなっていきます。気温も上がっており、追加で水をボトルに汲みたいところですが、山の中に給水箇所はありません。小川から汲むのは最後の手段にしたい。
なんとか山を越えて、こんどは荒れた路面で速度が出ることに苦しみます。なんとか越えたところで、上記の薄紅色の花が咲く木の場所にきました。
これは、わんわんお。
レンゲ畑もありましたが、そろそろトラクターで鋤込まれていっています。水田になるのでしょう。
山を越えた後にもアップダウンが続きます。ただ、舗装の状態が良かったので、不安にはなりませんでした。右手首の痛みはしかりとあり、左膝の内部にもトルクを掛けると鋭い痛みが走ります。それは飲み込んでペダルを踏む事に集中しようとします。
針葉樹の枝打ちが行われて、下に落とされた枝と葉が赤くなっています。
そうこうするうちに、今度は下りになって、そこからはあっというまに目的地に到着です。藤の花。これは花札に描かれているの分かりました。
大興善寺です。
つつじ寺 - Google 検索
つつじ寺です。いまがシーズンで、写真は撮影していませんが、道には露店も並びます。距離的には短かったので、露店で補給食ゲットはしませんでした。というか、帰路の登りを考えると、おそらく固形物を食べると詰むという確信がー
それはそれとして、つつじは見頃です。
ただ、つつじ寺のシステムを知らずに行ったので、肝心のつつじ園には入れなかったというオチがあります。ロードバイクでくると、安心できる駐輪する場所がありません。そして、入園料が500円。けっこうな距離のコースになっています。
ロードを置いていくわけにも行かず。つつじ園内の路面に轍を残す、といか、乗れるわけもない。となると、あとは担ぎか押し――
つつじ園に入る事はあきらめて、寺に参るだけにしました。神社ではないので、ドラタイプのぐわーんな鳴り物です。
つつじ園には入れませんでした、新緑を楽しむことができました。
園の外に桜?
帰路でまた余計なことに、ナビが示した登りの道に行ってみようということになりました。寺の麓には小さめの製茶工場がありましたが、ちょっと登ったところに茶畑があります。かすかに薫る、お茶の匂い。黒い寒冷紗らしきものが被せられている棚もあります。
そして、山道の登りと路面が厳しく、写真撮影の余裕が消えて、また、のぼり終えて下ったところで緑の中の赤い色の写真を撮影することに。
また登って下って登って最後の下り。今写真撮影の余裕ガー
下りで余裕をかまして、時速50kmオーバーでカーブにさしかってロードを右に倒すと、後輪の接地感が消え、ちょっとどころでなく背中に粟立つものがありました。
なんとか減速して、やっぱり下りは危ないなということ、あらためて確認できました。
で、快気祈願に行った右手首と右膝はというと……なんか、ますます状況がよろしくないことになっています。というか、やっぱり我慢しておけばー