Saturday, August 31, 2013

旅情というか、ほぼ車乗だった伊勢神宮参り 

 伊勢神宮 - Google 検索
伊勢講 - Google 検索
てなもんで、行ってきました伊勢参り。遷宮中に行ってみたいなあ、でも遠いなあ。軽く調べると、自動車の場合は片道で10時間ほどかかります。まわりの人に聞いてみても、「出雲大社はともかく、伊勢神宮まではちょっと……」「遠い」「下道を通らないといけない距離がながーい」「軽自動車で? 一人で?」と、まあ、やめとけという感じでした。

自動車ルート検索 - NAVITIME
http://www.navitime.co.jp/pcn/drive/
http://www.navitime.co.jp/drive/
が、経路検索して見ると、最近は伊勢神宮近くまで高速で行けるようなのです。高速にのれば、あとは伊勢西のインターチェンジまでは、ずっと高速で行ける。つまり、割引きが適用されるわけです。深夜割引き、軽自動車割引きを適用すると高速代金は6,800円(都市高速込み)で辿り着ける計算でした。時間もギリギリで9時間台です。


 これはいけるな、と思って出発して、めかりで休憩して写真撮影。「ああ、そういや、休憩とか食事料金とか土産料金とかを、まったく考慮してなかった」と、夜の関門海峡を見ながら途方にくれているの図。雨のハイウェイでないことだけが救いでしょうか。
 サービスエリア バラ ソフトクリーム - Google 検索
あと、全行程に割り引き適用させるということは、高速を降りられないということでもあると気が付いていませんでした。

降りられない~~、とか言いつつ、福山サービスエリアを含め、いくつかの高速道路では徒歩の人間だけなら高速の敷地外に行けるようです。

サービスエリア 徒歩 - Google 検索
車を置いていくので、いずれサービスエリアやパーキングエリアに戻らなくてはなりませんが、トランポで大逆転できるかもという希望があります。サービスエリアで車中泊を回避して、近隣のホテルへ自転車で大爆走をかますこともできるかもしれません。法的にどうなんだということは置いておいて。病院に緊急避難的に行くという技はありでしょう。

 サービスエリアに設けられたバラ園を見ながら、バラソフトクリームを食べます。バラの香りがして爽やかでした。
 次に休憩したのは草津のサービスエリアでした。草津温泉ハップは売っていませんでした。三次で曲がって玉造温泉に行きたかったのですが、それはまた情報が公開されてからということにした。

京都も奈良も素通りするというのが厳しい。伊勢神宮であれば伊勢神宮に参拝すれば良いのですが、京都と奈良となると、どちらか一つでも一日では回りきれません。京都は新幹線で輪行して行きたい。奈良はノープランです。大仏は見たい。吉野山は自転車では難しそう。それより、長野で乗鞍に行きたいなあ。


 草津のサービスエリアで補給食ゲット。ういろう。山崎パンはういろうも売っていたようです。日保ちと味のバランスが取れている逸品でした。流石に生外郎とは味を比べることはできませんが、日保ちするのは嬉しい。

ういろうを食べていたら、草津、走行していた大津……山崎……なにかを思い出した模様。


この次の写真は、もう、伊勢の写真になります。途中で難儀したのが、広島を抜けるときと、大阪で高速の渋滞に捕まったことです。広島付近では、明らかにおかしい速度で走行していたcx-5(クレイジー!)と、登坂車線、走行車線、追い越し車線を縦横無尽に車線変更して追い抜きを掛けていくインプレッサ(サーカス!)は、下手をすると伊勢参拝よりも記憶に残っています。


 外宮の駐車場にて。

伊勢神宮 参拝 所要時間 - Google 検索

外宮でちらっと参拝してから内宮に行こうと思っていました。外宮の敷地内に入って少し歩いて分かったのは、全部は歩き切れないということです。軽く雨がふっていましたが、スニーカーで傘は有りだったのでいけるかなと考えていたのです。しかし、敷き詰められた玉砂利が歩行能力を大きく削いでいっていたのです。


 全体図を頭にたたき込んでいなかったのも失敗のもとでした。順路通りに行きましたが、月夜見宮はパスすることにしました。
 鳥居と灯籠。

宮永照の照魔鏡と、そのエフェクト : ああ、あの牌?
http://blog.livedoor.jp/aaaisb/archives/27662146.html
伊勢神宮までやってきたものの、実は目的は灯籠を見ることだったのではないか?

 遷宮中ならではの光景ですが、立ち入り禁止、撮影禁止の箇所が多かったので、ガチで撮影される方は何らかの工夫が必要な感じ。脚立とか? 速攻で追い出されそう。
 濡れた石階段に体力を削られ、呆然と順路を撮影しているの図。
 なんらかのイベント発生の模様。
 あっ、灯籠だとテンションがあがるのも一瞬でした。
 せんぐう館。ここで麻雀が……打たれるわけもありません。
 内宮へ移動しようとしますが、流石に参拝客数が多く、近隣の駐車場は埋まっており、駐車場が離れたところにしかありませんでした。駐車場までが遠く、さらに、土地勘が無いため、おかげ横丁を抜けて迷うことになります。
 駐車場から歩き通してやってきました、おかげ横丁。

▶ ISE JINGU / JAPAN 2010 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=YVZfNQ7JzbA
撮影者の撮影技術が高すぎて参考にならない動画。

 溶け込んでいるファミリーマート。
 そして、途中の撮影の気力がなくなった、玉砂利の道を歩くイベント。ザッザッザッという音に(殺殺殺)という漢字が脳内に浮かんで、心清まるどころかどす黒いなにかに目覚めそうでした。
 撮影は石段の下からして下さいとあったのでここまで。しかし、上の方でも撮影している参拝客の撮影光景をみて萎え萎えになるという。ただ、googleグラスなどの密かに撮影できる道具があれば自分も撮影していたでしょう。
 山を見ると水蒸気が立ち上って大変に神々しいとか言っている余裕も消えるほど、水に濡れた玉砂利で、なんども足が止まります。ざっざっざっざっざっ、ザカリテ
 参拝を終えて赤福。
 餅。
 赤福氷。

 雨に濡れた体に、ただただちべたかったです。

 そして、赤福をお土産にしようとしたら、すべて売り切れていました。日保ちもしないので、もとから土産にすることは難しいと知っていました。

で、対策として、コストコの保冷バッグを持ってきていました。保冷バッグに赤福を入れて、あとはドライアイスを入手すれば土産にできるー、とか思ってました。甘かったようです。

赤福は買えず、参拝のさいも保冷バッグがやたらと荷物になる……そう、参拝路の玉砂利に難儀している時も、コストコの保冷バッグを脇にかけて歩いていたのです。それは殺意に塗り固まるわ!

赤福売り切れの話を帰ってからしていると、「あー、それなら、真っ先にへんば餅を買えば良かったですねー」と、後からアドバイスを受けてさらにぐったり。そんなのあったんですねー。
 おかげ横丁は玉砂利も無く歩きやすく、なかなかに旅情を感じさせる雰囲気もありました。
 百草丸。なんか効きそうでがんす。
 すでに車に乗って帰路。
 体育館なども撮影してみました。シノハユでも出るかもしれません。

まっすぐ帰ろうと、伊勢西のインターチェンジに乗ると、ガソリンがまったく入っていないことに気が付きます。これも後から聞いた話なのですが、伊勢神宮まわりにはガソリンスタンドが発見しにくいそうなのです。さらに、ガソリンスタンドがあっても、お値段が高いとか。

 そのままだと高速道路で立ち往生になりますので、急遽、高速を降りて給油しました。

そういや、赤福以外に食事を取っていないことに気が付きます。ああ、松阪牛が食べて見たかった、ぐったり。と、給油してうなだれていると、松阪牛があるというドライブインを発見したので、ふらりと入ってみました。

ドライブイン佐奈 - 佐奈/定食・食堂 [食べログ]
http://tabelog.com/mie/A2401/A240103/24010110/

 焼き肉(松阪牛)定食、1,450円ナリです。松阪牛がほんとかどうか分かる舌は持ち合わせていませんが、ここ数年で食べた中では、もっとも柔らかくおいしい肉の一つでした。コストコのプルコギ風焼き肉と比べたらいけないレベル。

ステーキ コピペ サンダル - Google 検索
松阪牛の中でも、おそらくは安い肉、しかし、かえってサシが入りすぎていないであろう価格帯の肉だったようで、疲れた体にご飯のおかずとしては、最高のバランスの肉でした。疲労しているときに、ごわごわの肉を食うのは辛いわけでして。かといって、サシが入りまくっている肉も消化的に厳しい。立ち寄って良かったです。


 外観。ありがたやー。むしろ、この日一番の拝み倒し写真撮影でした。
 そこから高速に乗った後の帰路はぐでぐででした。尾道のサービスエリアで、尾道ラーメン、ホルモン入り。心を無にして運転してました。デジタコを積んでいるであろう長距離トラックの後ろに張り付き、時速80km走行で延々と。

眠くなったらパーキングエリアやサービスエリアで仮眠を取って、できるだけ安全運転で走行しました。
時速80kmあたりでの走行が、一番燃費が良いらしく、名百キロかを、リッター23.6kmで走ることができたので良かった良かった。

なお、行きは制限時速一杯にオマケして飛ばしていたので、リッター17.5kmぐらいだった模様。いかんですな。

これ以上の遠距離運転は回避したいので、飛行機か新幹線を活用できればと思っています。