マグボーイのMKS-2CPが届きました。わりとずっしりしていて、安物っぽくない感じです。
取り付け方の説明。
ギザワッシャーの取り付けを間違えると、上下に首振りしやすくなります。
チップ色確認。黄色いチップで期待できます。
ダイナモ部分。ゴムローラーでマッドガードありです。なんだか、MLC-1に較べて、直経が小さいようです。
アーム部分はネジ止めで、ダイナモ転用がやりやすいのですが、6V1.2Wのダイナモだと、どう転用したものかということになります。
OSAKA JAPANの下にMADE IN CHINAのシール。ライト横のガードが微妙に雨風への耐久値とあげています。
実走。ISO800で月が出ていると暗く感じますが、十分な明るさがあります。配光は予想通りにスポットでした。
Herrman h-one sと同時使用。色温度は低めで雨に強いようです。
サイド漏光の様子。ダイナモ上部のキラキラは、単なるリフレクターでした。
参考にMLDシリーズのサイド漏光。
MLCシリーズとの比較。似ていますが、MLCにはサイド漏光はありません。MLCのサイドにあるのは単なるリフレクタです。MLCの方がローラーの経が大きいため、漕ぎは軽い計算です。首が長いのはMKS-2です。取り付けの自由度はMKS-2の方が高いものの、タイヤサイドに沿わせられるかどうかは難しいため、軽さを取ったほうがいいかもしれません。
ブロックダイナモで時速15km時に1900~2000カンデラというのは、ミヤタのウルトラレーザービーム6の2000カンデラモデルと同じぐらいの明るさということになります。左右の広がりと停車時の点滅機能はウルトラレーザービーム6のみになりますが、明るさという点では、ほぼ同じです。
どれを買ってもハズレはありませんが、ブロックダイナモ単体ということであれば、いまのところMLCシリーズがamazonで送料無料ですので、MLCがおすすめです。
ブロックダイナモをSKL095で、ライト部分をMLI-1ALってのが、ニコイチでのベストバイだと思います。
なお、ママチャリ、軽快車であれば、素直にライトとハブダイナモホイールセットを買うのが一番です。
クロスバイクの700Cだと、VブレーキならブリヂストンのVブレーキ台座用マウントとSKL095と明るいライト。ロードバイクで700Cの場合は、手組みしてもらうほかないというのが現状です。エンド幅が軽快車(93mm)とスポーツ車(100mm)、折りたたみの一部(74^76mm)と違うことが、後から販売するハブダイナモホイール普及の壁になっているようです。
ぎりぎり商売になるのが、普及台数が多い軽快車用という。クロスバイクの700C用ハブダイナモホイールもわりと数が出ているので、常時販売があってもおかしくないと思うのですが、LEDのバッテリーライと競合していることもよくないようです。
スポーツ車で速度を求めるなら、負荷を増やすハブダイナモでなく、ハンドルにマウントするLEDのバッテリーライトでいいじゃないの? となるのが、やはり不味い模様。