Friday, March 10, 2017

Herrmans H-BLACK PRO DYNAMO は色温度が高めだけど浪漫なライトでした 追加:結論へのリンク

 Herrmans H-BLACK PRO DYNAMOを試してみました。最初はボタン電池1.5Vの4直で光らせていましたが、やっぱり電流が出せないようでして、Herrmans H-one Sが繋いで有るクロスバイクのハブダイナモに並列接続してためすことになりました。

ファストン端子を使っているので、Herrmans H-BLACK PRO DYNAMOの配線に端子をかしめています。テールライトは未接続ですが、LEDテールライトを使う限りは明るさにほとんど差は出ないと思います。

H Black Pro - On the bike, in Finland
https://www.youtube.com/watch?v=Q-9NHpiJeys
H Black pro projector technology
https://www.youtube.com/watch?v=VnL9nWhqCX4
紹介動画

 比較用にHerrmans H-one Sの単独点灯をまず撮影します。ISO800でホワイトバランスはオートです。月明かりが明るいです。花粉が辛い・・
 月光。

 色温度比較。この時はHerrmans H-BLACK PRO DYNAMOはボタン電池に接続しています。

上が Herrmans H-one S
下が Herrmans H-BLACK PRO DYNAMO

ダメな方向に後退しとる……


色温度を上げてLUXを追求したか……

この時はボタン電池接続で暗めだったので、ガッカリライトという判断でした。

家庭用照明だと、白色ぴっかりクールホワイトからニュートラルホワイトにすると1割、電球色にすると3割ぐらいルーメンが下がってしまうので、一時期は電球色LED照明は同じ値段だとルーメンが下でした。

いまは同じぐらいなっていますが、自転車用のLEDチップだとダイナモ、ハブダイナモからそんなに電流だせないのでいまでもルーメンやら一定範囲のルクス値を上げるために色温度をあげてクールホワイトに近づける風習があるようです。

が、Herrmans H-one Sも、そういえば75LUXバージョンから90LUXバージョンにあがって評価が一変したんだったけか、ボタン電池に繋いでるからキッチリ光ってないだろうし、端子つけて6V3Wのハブダイナモにちゃんと接続してみるか……

と、つなげてみるとロマン砲なライト! アラ、いいですね~。一万円ぐらいのお値段すなわちツェーマン出したかいがある光です。


近くでは言われてみると分かるカットラインの欠けも

本来使用の距離なら分かりませんでした。10m手前にカットラインをあわせるというStVZO準拠だとダメかもしれませんが、ここはドイツじゃないので水平チョップだぜい!
で、遠投すると、なぜか色温度が下がって見えるという。横にも広がりがあり、カットラインもわりとスパッとしています。LUXOS BやLUXOS Uクラス。ちょっと興奮しました。

プロジェクターがプリズムみたいに光を分解しとるんじゃろか? 手前と中心から外れた第二の円が色温度が低めです。
えー、写真撮影の都合上、全力走行時に撮影ができていません。たぶん、700Cだと時速25km以上まで飛ばさないと全開点灯にならない気がします。
並列接続で、H-one Sと H-BLACK PROの同時点灯。やっぱり、StVZOのLUX計測地点から外れたところの色温度が低めです。これ評価がむずかしいなあ。






 LUXOS Uの90LUXモード。はっきりいうと、70LUXモードだとH-BLACK PROに明るさで負けてました。配光ではLUXOS Uが勝ってましたけど。
カットラインは月明かりが強かったので、LUXOS Uとはスッパリ度について甲乙つけられませんでした。H-one Sは甘めのカットなので、カットラインが横一閃を好きな方は、H-BLACK PROは選択に入るでしょう。


Herrmansもランニングチェンジをする会社なので、初期ロットで色温度を下げてくれという要望があったら変更してくるかもしれません。H-one Sを外してメインライトにするか迷う……

梅雨時期はH-one S一択として、夏はどうするかなあ

http://www.ranobe.com/2017/03/herrmans-h-black-pro-dynamo_12.html
続きのレビューになります。