Thursday, May 18, 2017

ひとりツールド国東 杵築駅から帰宅まで

 杵築駅から赤松山願成就寺までは風光明媚な山道という感じです。花粉症でなければ最高のサイクリングロードです。
 偏光のオーバーグラスをしていたので、水面の光の反射がやわらいで、泳いでいる魚も見えます。
 明日がツールド国東の日だったためか、たまに他の自転車乗りを見かけたりもしました。

 たんたんと進んで行きます。
 赤松山願成就寺
 この分岐で、左手、南の方角を見ると
 ハーモニーランドが見えます。
metrobo/harmony
https://www.youtube.com/watch?v=1vPGCxhrN3s
metrobo思い出すんだよなあ。
 耶馬渓が有名なので「○○耶馬」という地域名のバリエーションがあります。しかし、何耶馬か忘れるという。亡き祖父の話だと、福岡にある筑紫耶馬渓っぽい岩肌が、福岡の山にもあちこちあるそうです。杉が植林されていない雑木林は「雨や地崩れで杉が流されて雑木林化した」「日当たりが悪いか、下が岩肌で杉の植林を諦めた(ちょっと地面を掘れば、下は耶馬渓、筑紫耶馬渓風だとか)」箇所があるそうな。
 外輪山の話もされたような……

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1132483651
この話よりスケールがでかくて、もう完全に与太話の領域でした。
トイレを探して立石駅に寄ったりしつつ、宇佐へ入ります。


色々と考えつつ進んでいくと
 USA!

宇佐神宮もしっかり周りたいなあ。車で行こう……
 国東半島一周が完了する分岐に来ました。豊後高田の蕎麦もまだ一度も食せていません。ちゃんとした蕎麦屋だと庖丁下の蕎麦を出さないんで、注文してから時間がかかるのがネックだという。

店による技量差を回避する手段として、そばがきを頼むという技があります。ただ、検索すると、そばがきがメニューにある店が少ないです。安いから客単価あがらないのが駄目のようです。

 日田だと思う山を見ながら走行継続。
 4月30日で祭りがあっていました。もう福岡県入りはしていたはすですが、記憶が辿れません。ホルモン焼きそばを食べたことは覚えています。
 ここで補給をしおておかないと厳しいことになると分かっていたので、胸焼けをごまかしつつ食べていきます。
 投稿が仕上がらなかった最大の原因。仲哀トンネルまでのまっすぐの道を走ったことを思い出すのが、とても、とてもも辛かったことを、この投稿を仕上げていて思い出して、また震えています。

行橋から仲哀トンネルまで、ナビが言うには「この先、20数キロ道なりです(ほぼまっすぐ)」といわれた道で、もろに西風を受けて逆風の道、さらに緩い上りだったという。

心を無にして漕いでいると、日が沈んで行くわけです。なにかチャリンという落下物の音がしてヤバいと思って止まります。確認すると、ハンドルバーに取り付けていた、ダイナモライトのREVO MK1の固定金具が消えていました。もどって金具の一部は見つけましたが、ネジは見つかりませんでした。時間も気力も失って行きます。

予備用でライト本体を装着していなかったことが裏目にでました。

 道の駅香春で小休止して補給、しかし、胸焼けが悪化しています。腹具合もよろしくありません。日は沈み気温は下がり、土地勘の無い場所という条件になります。

ナビのバッテリーだけは、ハブダイナモにとりつけたLUXOS Uから給電していて満充電状態というのが救いでしたが……


 3号線に出ないな……あれ? と思っていたら、犬鳴トンネルに連れて行かれてました(白目)。

たどりつく前に、宮若あたりを通ったのですが、自動車工場があるので財政が豊かなのか、道路が綺麗だったことだけを覚えています。玄海町とか薩摩川内あたりと道の綺麗さが同じでした。

オカルトとかの要素を除けば、犬鳴トンネルはフルフェンダーのクロスバイクやママチャリならわりと余裕をもって両サイドの管理道路かなにかを自転車で走行できます。しかし、フェンダーの無いロードバイクでキャリパーブレーキだと痺れることになります。テールライトのありがたさが身にしみました。

 犬鳴トンネルを過ぎると、あとは久山にたどりついて、そこからは久山のコストコからの帰宅ルートをたどっていけばよいので楽でした。

ほぼ24時間で帰宅。ひとりツールド国東を完走です。
 失った皮膚の一部も癒えて、お土産行脚も終了しましたので投稿の仕上げとなっています。

本格的な夏になってしまえば自転車の季節も終わりになります。
 熱中症になるまえに、ハマヒルガオの群生地を見にいったり、
野いちごとかヘビイチゴでなく、ちゃんとしたものを食べるライドに行こう。

福津の鯛茶漬けライドが至近の目標です。