お値段は1,900円ぐらいでした。サイズはMLI-1ALぐらい。J2-Aタイプで端子は付属していますが、最初から配線に接続されているわけではありません。もしかして、J2-A以外での運用も視野に入っている?
黒い部分は樹脂で、シルバーの部分が金属でヒートシンクを兼ねています。自分が購入したのはキャリパーやフォーククラウンに取り付けるタイプですが、カゴ下用も別にあります。 停止時点灯や停止時点滅機能はありません。
HILMOの他のシリーズには、停止時点滅機能があるものもあります。ただ、明るさがLP-C2207 と同じかどうかは分かりません。
LP-C2207 ですが、横に楕円形の配光です。上方向カットなしで、思っていたよりも青白い光ではありませんでした。白い感じ。
直接の競合になるだろうMLI-1ALと比較。
MLI-1ALが上側で、下がLO-2207です。明るい! のですが、実は単3電池を4個直列に接続して6V掛けていました。たぶんオーバードライブ状態。後から気がつきましたが、6V2.4Wのダイナモにも接続してみたら良かった。
配光自体は楕円形ですが周辺光はそんなに拡散していません。MLI-1ALは明るい部分がかき消されていますが、薄っすらと明るい周辺光はかなり拡散しています。つうか、MLI-1ALの光の広がりは、ブッシュ&ミューラーのLUXOS Bよりも広いぐらいです。
レンズ
電池で光らせてMLI-1ALと比較しましたが、オーバードライブ状態である可能性が高かったので、今度はなるべくHILMO本来に近い状態で光らせてみることにしました。
NSKL138(4.5V1.2W)のダイナモ につなげています。
左が2207 右がHerrmans H-one S のスタンドライトモードの輝きです。Herrmans H-one Sは、メインスイッチオフでもスタンドライトは点灯します。
電池4本を直列接続だと、どうも明るすぎる感じでしたので、4.5V1.2Wのブロックダイナモに接続しました。
上は Herrmans H-one S
下は HILMO LP-C2207
速度が出ていませんでしたので、Herrmans H-one Sは暗く映っています。その点を考慮しても、LP-C2207は明るめです。
速度を出して遠投していくと楕円配光の欠点もでてきます。
左は Herrmans H-one S
右は HILMO LP-C2207
近場を照らすと反射とカメラの自動補正の都合で明るく見えていましたが、速度を出していき遠くを照らすとH-one Sには及ばないことが露呈してきます。しかし、MLI-1ALとの比較では、大きく広がった薄明るい周辺光の広がりは負けますが、そこそこ照らす部分の明るさはLP-C2207の方が明るいものでした。
本来であればHILMOのハブダイナモ発電量は6V0.9Wです。4.5V1.2Wにつなげているので、ほんとはもうちょっと暗いかもしれません。 LP-C2207 は他のHILMOと構造が違ってヒートシンクがむき出しです。つまり空冷しやすい。ですので、ひょっとしたら他のタイプのHILMOと明るさの上限が違うかも。6V2.4Wや6V3Wのダイナモにもつなげてみれば良かった。
Herrmans H-ONE S 単独。
LP-C2207と同じく取り寄せようとした、キャットアイのHL-HUB150Nは「問屋の発注可能リストにないので注文できなかった」「前のモデルのHL-HUB150が問屋在庫している」「HL-HUB150の在庫があるうちは無理そう」「型番が似ているのが致命的だった」などと言う、悪夢のような状況でした。
キャットアイにも問い合わせましたが、5月中旬ごろに本体色の黒が出荷されていて、シルバーは遅れるそうです。ヨドバシの発売日だと、シルバーは8月のようです。8月だろうというのは、キャツトアイに電話してキャットアイの人に聞いたけどキャットアイの人も正確には分かっていなかったという。
本体が黒のHL-HUB150Nは、5月出荷分がサイクルベースあさひで半数以上が売れているそうです。というか、サイクルベースあさひ以外で売れていないのでは・・・
【お店で受取り自転車対応可】 HL-HUB150N フロントライト 明るさ:約120ルーメン(約3500cd)
http://www.cb-asahi.co.jp/item/71/57/item100000045771.html
配光写真も掲載されていますが、あんまり光の広がりがあるようには見えません。
http://www.ranobe.com/2017/06/hilmo-lp-c2207-axa.html
レビューの続きです。AXAの6V3Wボトルダイナモで点灯させてみました。
レビューの続きです。AXAの6V3Wボトルダイナモで点灯させてみました。