Wednesday, October 20, 2021

刈払機のOEMナイロンコードの製造元 日本で売られている刈払機用ナイロンコードは主に2社が製造 追加・訂正

三洋テグス株式会社 http://www.sanyo-line.com/


SPEED Group  https://www.speedgroupe.com/en/trimmer-line/


の2社が、ホームセンターやショップ店頭でよく見る、刈払機用ナイロンコードの製造元のようでした。他にもナイロンコードの製造元は日本にありますが、ものがあんまり売っていないという……


 刈払機でナイロンコードを使うようになりました。もらったアイテムを活用しようとする感じですが、使っていると色々とかっ飛ばして危ないです。ただ、マキタのバッテリー機種で回転速度を制御するものとの相性は良いらしいです。

ヘボい腕でも回転速度が一定なのと、クッソ重い背負式バッテリーを背負っているので、ナイロンコードのオート繰り出し? ってのを使っているんですが、ネットで検索して出てくるような「コードが出てこない」「回転速度が落ちて切れない」「刈るときの負荷が高いのでバッテリーがすぐ切れる」トラブルには遭遇していません。コードのトラブルは、一回だけ、途中でコードが繰り出し部の根本できれました。それぐらいです。

人間の体に襲いかかるトラブルは「草や枯れ草、小枝かなんかが飛んでくる」「小石や砂利がショットガンの散弾みたいに飛んできて、BB弾は安全だったんだと分かる」「目の前のカエルちゃんが気がつくといなくなっていた」「犬のうん……ヒッ! 飛びあばばば! ホァッ!」「ビー玉ぐらいの小石が脚にあたって痛い」と、一通り体験できました。果樹の人のすすめに従って、アウター防護グラス、プラスしてフェイスシールド、メッシュ前掛け、長靴などを装備していたのでダメージは大きく軽減できました。精神的なダメージまではあれですが……

で、オート繰り出しの器具に最初から入っていたナイロンコードを交換したら、切れ味がよくなってトラブルのいくつかは回避できるのでは? という、(誤った)結論に到達しました。ナイロンコードについて調べていると、販売元は色々ありますが、製造元は、日本で売っているものは、法人の数え方によりますが、主に2社が製造元だろうということがわかりました。2社以外にもありますが、あまりみかけません。

某ふりかけのお土産が、販売はそれぞれの地元のお土産屋さん名義だけど、製造元が1社だったというのと似ています。ふりかけは、やたら古いとか、湿気ているとかでなければ味が同じなのでいいのですが、ナイロンコードはネット上で情報が錯綜していて、「あれがいい」「いや、このシリーズの方がいい」という話が書き込まれていても、同じ製造元でパッケージが違うだけなのでは? ということがあり、値段もわりと違うので困惑してしまいます。自分も混乱していた、なんとか理解のとっかかりを得るために書いている次第です。





三洋テグス 代表製品 トリマーキング、鮫牙

http://www.sanyo-line.com/

販売会社 山善、高儀、マキタ、コーシン、ほか

三洋テグスが製造元の場合、パッケージに「日本製」と書かれているものは埼玉県所沢市南永井の三洋テグス・本社工場で製造されている模様。ほかは中国の煙台三洋塑料制品有限公司工場。

SPEED Group

https://www.speedgroupe.com/en/trimmer-line/

OREGONのナイロンコード、ソーブレード のナイロンコード、セフティ3(藤原産業)のメイドインフランスと書かれているもの。たぶん高儀の一部のナイロンコード。eBay利用だと、OREGONの名前にこだわると、約280m(920フィート、1スプール商品)巻で30%ほど値段が変わってきます。

写真はOREGONのフレキシブレード2.5mmのパッケージですが、メイドインフランスとはっきり書いてあります。

モクバが販売されているものでメイドインイタリーはARNETOLIのものとパッケージに書かれていました。ただ、本業がモーターのようで、ヘッドはともかく、ナイロンコードまで自社で製造しているかどうかまで分かりませんでした。ナイロンコードのカラーはイタリアっぽかったです。


浙江华奥斯园林工具有限公司

http://www.hausystools.com/

中国製でカラーを取り揃えていると、浙江华奥斯园林工具のようです。ヘプタゴンナイロンコードは、ここかアメリカのシェイクスピア

シェイクスピアは買収と合併が多すぎて、実際にナイロンコードを作っているのがどこかまで分かりませんでした。釣り糸とリールで有名なPureFishingと合併しています。テグス自前でつくっているなら、ナイロンコードも作るはず……

オレゴン州のOREGONだけどメイドインフランスだと不味い点がトランプ大統領時代にあったようで、ECHO(やまびこ)、セフティ3、ハスクバーナ、OREGON表記で「メイドインアメリカ」「プロダクト アメリカ」と書かれているものは、SPEED NORTH AMERICA INCで製造の模様。スティルもナイロンコード製品がありますが、ナイロンコードの生産ラインを自前で持っている企業ではないので、同じくSPEED製のようです。メイドインフランスって書いてあるのと、OREGONとおなじでメイドインUSA! を歌った商品が販売されています。

「OREGONのなんとかというナイロンコードはよくネットで情報を見かけるけど、OREGONはだいたいチェンソーがメインの会社なので、ナイロンコードを自前の工場では作ってないだろう」「セフティ3で、OREGONと同じ商品が名前だけ変えて売られている。たぶん、どっかOREGONと別のところが作っていて、セフティ3の会社もそこから買っているはず」というのが出発点でした。

OREGONのフレキシブレードをまとめて購入する場合は

Oregon 21-605 FLEXIBLADE SPOOL .099INX 920FTをeBayか海外amazonで検索するとお得なものが出てきます。

eBayの ORGON FLEXIBLADE SPOOL 検索結果へのリンク

日本amazonの最安が、53m巻 3,655円 で、1mあたり約68.9円

eBayで最安だと、0.99INX(0.99インチ 約2.5mm)が920FT(920フィート 約280m)で、今日の為替表示だと13,664円で、1mあたり、PayPal手数料込みで約49円です。


ナイロンコードの選択に関して

切れ味と耐久性は両立困難か、両立させるために色々と金属粉いれたりグラスファイバー含有したり、もう中に金属製のワイヤーいれちゃえ! とかあるようですが、その分、お値段がたかくなるようです。

切れ味、耐久性、お値段

この3つで、あーてもないこうでもないとネットで情報が錯綜しています。刈払機を使う人の技術、姿勢や体重、腕力など。そもそもの刈払機の種類と排気量。切る対象の草も、日本全国で同じ状況、同じ硬さ、草が一緒でも成長と以前にいつ刈ったかで違うので、結論は出ないもよう。


https://youtu.be/Dy55X4QaAAU?t=564

ナイロンコードに関しては、切れ味だけならスター型がよさそうです。

ただ、スター型は、日本で売っているものだとどれが該当するのかわかりません。OREGONのスター型か、三陽金属のエルバアルエッジ6が近いと思います。

粉砕した方がいい場合は、入手しやすいのと巻きやすいのでトリマーキングのスパイラルがよさげです。自分も購入して試しましたが、たしかに巻きやすいです。同じ三洋テグスが製造元の鮫牙3.0mmは巻きにくかったです。あと太いのでナイロンコードを巻きつけるボビンがぎちぎち。根本で1回切れたのも鮫牙でした。回転数が7000回転にあがったかな? と思ったときに、一気に負荷抜けして、見たら切れていました。

次に試すなら、スター型ということで、アルエッジの5か6のツイストかストレートのどれかにしたいと思います。


カルエンタープライズ ナイロンコード

国内メーカーで他ブランド。バイソンシリーズが有名だそうです。


ダイアトップとスギハラ

https://www.diatop.jp/products/nylonlinehead.html

http://www.sugihara-boueki.com/nylon.php

ヘッドはこちらで作られているものがほとんどのようです。マキタのオート、セミオートタイプのヘッドも。


斎藤撚糸

http://saitonenshi.jp/pro_kusakari.html

「国内製造」「2.3mm」だと斎藤撚糸のものかもしれません。


ガッツらくらくファンクションZ【2021年10月7日】

https://www.youtube.com/watch?v=73VdwJZyE38&t=0s

タップタイプの商品紹介。とんでもねえ再生回数だよ!


ガッツエアーアシスト

プロペラタイプにして浮くというのは、SLAM BLADEと同じ発想ですが、広くてでかいカバーがないとたぶん大変なことになります。


揉めたのかどうかわからないけど、人気のあった商品だけど消えてしまったナイロンコード関連商品


OREGON(オレゴン) ジェットフィット 2本タイプ 111110

セフティー3 ラチェットロックナイロンカッター SNRR-1

セフティ3のラチェットロックナイロンカッターちゃんは販売終了で在庫のみになっています。製品に刻まれた「PATENT PENDING」の輝かしい文字。そりゃあ、まあ、そういう結論かという感じです。

おおもとは Nylsaw Speed Alloy Head のようです。


三洋テグスの鮫牙にとても似ている製品は、eBayでだいたい半分ぐらいのお値段です。

nylon sawtooth trimmer あたりで検索すると55-60m巻製品が出てきます。求む人柱。いや草刈柱ですよ!