Saturday, February 01, 2025

あっさりと騙されそうになっていた話 「USBメモリ安くなったなあ⋯⋯」

 スマホを新しくしてしばらくたちますが、データ移行が面倒くさいなと思っていました。一部の音楽データなどが移行せず、車に乗った時などに音楽を聞こうとしても聞けずになっていました。今度は熊本に甲種危険物の試験を受けにいくので、それまで音楽データの移行はしたいなあ⋯⋯でも、USBケーブルで接続しても認識したりしなかったりです。

電源のみ供給するケーブルだったけ? と思ってケーブルを変えてみるのですが、データが移行というか、USBメモリっぽく認識されたりされなかったりになります。転送モードの選択にもなったりならなかったりで、こいつはどうしたらいいのかなと悩んでいました。

で、USBメモリに一旦うつして、そこから色々と転送したらいいのでは? そういう考えにいたって、USBメモリを調べていると、くるっと本体が回転して、タイプCとAの両方の差込口がでてくるものがamazonにあったのです。それも、容量がなんと2TB! そして4せんえんいか! 5年保証! 評価も星4つで、こいつあまさに求めていたものだぜ!


まあ、相場を知らないのでわかんなかったのですが、低速なUSBメモリでもテラバイト単位で3千円はないそうです。

USBドライブの容量偽装を見破るvalidriveソフトでチェックしたら、この手の相場とかけ離れたものは容量は64GBほどしかないそうです。

この手の商品に良い評価をしているレビューは、レビューアーをクリックすると、単発~数個のレビューのみ出ることが多いようです。長期的にレビューして、容量をあまり使わさそうな方もいましたが、どうもお詳しくはないような感じでした。

値段が相場通りで容量が正しい場合でも、タイプAの差込口は飾りでしたなどがあるもよう。

値段の相場としては、KIOXIA(旧・東芝メモリ)のUSBメモリと同じ容量で、ギミックが凝っている分だけ高い値段というのがまがいものの可能性が低いようです。ざっというと、(2025年2月初旬では)1GBあたり11~13円ぐらいが256~512GBのUSBのメモリの相場です。

容量が64GBで同じぐらいかなと思ったものの評価が低いレビューを見ると、「実容量が4GBでした!」、「SanDiskって書いてあるけどamazon売りでなく128GBじゃなくて32GBでした!」みたいな罠もありました。512GB表記で128GB実用量と、比較的に良心的な詐欺業者もいるとかいないとか。

見ていっていると、容量偽装だろう製品を購入してツールで確認をしてレビューをしている奇特な方もいらっしゃいました。どうも趣味のようです。思ったよりも奥が深い沼のようでびびります。


容量偽装していなかった!・・まぁそれが当たり前なんですが。巷では容量偽装したUSBメモリが蔓延っているため、容量を偽装していないUSBメモリが当たりに思えてしまいます。
容量偽装をしていなくて、ちょっとくやしそう。