Tuesday, January 25, 2011

自転車で一日100マイル達成

一つの節目と思っていた、自転車で一日100マイル、すなわち160kmを達成できました。次は200kmが目標ですが、トラブルがなければ達成できそうな気がしてきました。エアロバイクだと一日で240kmを走破と、おろかな実績があります。エアロバイクだと2割引したぐらいが、実際に走ることのできる距離・平均速度なので、200km達成はなんとか今の実力でもいけそうです。問題は、そこから先ですが、今は、100マイル達成を素直に喜びたい。

サイコン読みだと、約165kmで、平均時速は21kmちょっとでした。向かい風と坂、そして横殴りの雪風がしんどかったです。目的地は呼子で、イカバーガーを食べて帰ってくるコース。


前日に、白身フライ定食と、ゲソ天を別に注文してカーボーローディング代わりにしました。魚市場の食堂です。ゲソ天は近場で食べてもおいしいことが分かったの収穫です。



朝早くから出発しようと思っていたので、補給食も事前に準備。みかさ巻きな羊羹がポイントです。

ロングセラー図鑑 みかさ巻 | まだある。昭和ナビ
みかさはみかさはすっぽんぽん。

YouTube - ミサカはミサカはすっぽんぽん
それは、みかさ、ミッカーサー。アイシャルリターン。それまっかーさー。みかさです。最近のミカサだと、進撃の巨人らしいです。

ミカサ 進撃の巨人 - Google 検索
これこれ。で、みかさ巻きの何がいいのかというと、自転車板の補給食スレや、ヤマザキ薄皮あんぱんスレ(自転車板の)で、一口ようかんがおすすめされることがあります。

たしかに一口羊羹はコンパクトでコストパフォーマンスにも優れるのですが、走行中に食べにくいのと、個別包装のゴミの内部が羊羹でべっとりしていて、ゴミだけポケットに戻すのが躊躇われます。かといって、そのままゴミを投げ捨てるのも、自転車乗りの評判を落とすことになる。じゃあ、いったい、羊羹を補給食にどう組み込めばいいのか? その答えの一つが、日田羊羹です。買って開封して日を置けば、外がパリパリですしねー、って、いや、違う、みさか巻きなのです。外側が、どら焼きの皮みたいなのに包まれているので、個別包装時にも、袋内部がベトベトにならないのです。これで、走りながら食べても、ゴミをポケットに戻しても大丈夫です。

もう一つの特殊効果アイテムとして、ロッテのrummyを投入してみました。これは、チョコレート内部にラム酒かなんかにつけ込まれたレーズンが入っており、酒気帯びにはならないけれど、口の中や体が一瞬だけカッとなることを期待してみたものです。



往路の初期で青空です。天気予報は曇りのち雪。このまま青空が出るレベルの曇りであればいいなーと思っていましたが……





途中の神社で写真撮影。おお、芭蕉の句の石碑なんてものがあるのかと油断していると。



天候がやばめなことになってきました。コンビニで、新商品のシーフードサラダおにぎりがあるなーと購入して、コンビニ外でパクついていると、目の前を二人組のロード乗りが疾走していきました。一瞬だけ、追いかけようと思いましたが、「二人組で交互に引いている。むこうはビンディグペダルでこっちはフラットペダル。むこうはホリゾンタルな落差の大きい車体、こちらはコンフォートなDEFY。あと、そもそもの速度が全然違ってはやすぎるだろ」と、追いつける要素が一つもなかったので、そのままおにぎりをゆっくり噛みつつ見送りました。




すでに風が冷たくなっており、時には雪が舞います。下りの坂道を、白い粉雪が風に乗って登ってくる! もう、かえっちゃおうかなと思いましたが、トゥカバーを装備していたので、足先の冷えが抑えられており、なんとか心が折れずに済みました。

海沿いの道を行っていると、わずかな間だけ、空の一部が青空になります。遠くに見えている、海の沖合の船に日差しが当たって、薄暗い景色の中で、船が白く輝いているのです。それを見たら、がんばれるかなと思って、またこぎ始めることが出来ました。




道中の田んぼ後に積まれて乾されていたわら。




往復160kmにするには、大橋を渡って戻ってこなくてはいけません。風が強いと渡るのが難しいという情報を事前に得ていたので心配です。DEFY 1は、どノーマルで前輪のホイールを交換したわけでもないので、横風に弱いというか、横風対策にもなる、スポークの少ないホイールなどではなかったのです。





とりあえず、大橋に挑む前に、目的のイカ天バーガーを食べることができました。イカ天はソースで味付けがしてあり、なかなかに新食感でした。考えてみると、お好み焼きのイカ玉もソースで食べるので、イカ天とソースはアリなんだなということが分かりました。



商店街もポタってみまいた。朝市もあるようですが、朝市が開催されている時間には間に合いませんでした。7時から11時ぐらいまでだそうです。自転車レンタルの店を発見。これだと、輪行するまでもなく、観光地で自転車を借りてあちこち移動することが出来ます。バスや電車などの公共機関でやってきてもいいかなーとかちょっと思えます。実際は、大橋に挑み、そして、その後の丘を登るのも、電動アシスト車がレンタルショップ内に見えたので、電動アシスト車でいけそうです。丘の下りは死ぬかもしれませんが。


以前に、魚ロッケ(カレー味)を食べた店で、魚ロッケ(ピリ辛)とゲソ天を食べてみました。80円でゲソ天が食べられるので、なかなか見逃せないスポットです。補給食にもなるし。あと、いかしゅうまいも一個100円で食べることが出来たのですが、その時はやっていませんでした。朝市の時ならいけるかも。


神社で道中の無事を祈った後に気がついたのは、海難などを守護する女神さまが祀ってあったことです。海難から守ってくれる女神さまが、陸上走行で霊験あらかた、いや、霊験あらたか? あらたかなのかなと、そこはかとない疑問がわきます。 

あらたか【灼たか】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

あらたかが正解のようです。あとで、別の神社に、道中の無事を祈り直して、大橋に挑みます。



大橋を渡る前。ここにトイレなどがあるので、しっかりと準備していきたいところ。




案の定、ふらつくほどの風が吹いていました。一応、自転車は歩道を行け(ただし、押してな!)とあったので、歩道を走行していたのですが、道の片側にしか歩道が無く、橋の途中で歩行者を避けて車道に出たさいに風でハンドルがふらついて、そして、そこに運悪く車がやってきていてい、ちょっと死にかけました。しかし、渡りきったところの風景は、素晴らしいものでした。死にかけてアドレナリンが出ていたからかもしれません。牡蛎の養殖のために浮かべてある筏も見えます。ああ、牡蛎が食べたい。









渡ってきた大橋が小さく見える高さの丘、風車があって、見下ろす景色に水平線と畑があります。ちょっと住みたくなりました。これで晴れていたならと、しみじみ思います。しかし、この曇天で走った経験が、晴れた日を、より素晴らしいものにしてくれるんだと考え直して、いまの風景を楽しむことに決め込みました。実際、寒い方が、風景はしまって見えるのです。写真の技術がないので、その感じを映せないのは残念です。


丘の店には、なぜか焼き芋が! 食べたかったのですが、イカバーガーでお腹が膨れていたので、また今度があれば、その時の楽しみにしておこうと思い、帰路につきます。


そして、雪と風に翻弄される帰路がはじまったのれす。登りの坂道で、追い風に乗った雪の欠片が自分を軽々と寒々と追い抜いていくわけです。もう、自転車おいて帰りたくなったんですが、置いていってもどうしようもないので、ここぞとばかりに補給食のアルコール入りチョコレートのラミーを投入して、自分を分からなくする作戦にでます。しかし、なんだかんだいって、たいしたアルコール度数でも無いというか、そもそもお菓子なので、カロリーは摂取できても暖が取れるものではありません。



お城。おおさかのふゆのじん。雪と城だと、ほかに思いうかびません。城に関して、シロうとだけに。

雪風よりも寒い。



海岸で撮影。海沿いの上にあるのが、松林の道です。その松林の中を通って帰ったのですが、撮影をする余裕はありませんでした。



帰りの神社で記念撮影。帰路の無事は、別の神社でお祈りしていました。ここでは参拝する気力もなく、撮影後にそのまま立ち去ります。この後は、撮影することもなく、自転車屋に行きました。何をしたかというと、二個目のボトルゲージを装着してもらいにいったのです。

二個目のボトルゲージがると、そこに輪行バッグを詰め込むことができます。もう、ほんとに寒くて、途中から輪行という技が使えるようにしようというのが、今回の100マイル達成で得た大きな教訓です。輪行バッグは、前輪だけ外して中に入れることが出来る、クイック式のものを買おうと思います。後輪はずすと、自分でフレ無しで取り付ける自信がありません。



モンベルのは高いので、買うならここら辺で、ボトルゲージに詰め込めそうなものを、エンド金具とセットで思ってます。自転車屋で聞いた話だと、ボトルゲージに入るモノは薄くて破れる可能性が高いそうですが、緊急用と割り切ればいいかなとか、日和りまくった考えです。

茨城県サイクリング協会_いろいろ_輪行袋に苦言あり(1)
茨城県サイクリング協会_いろいろ_輪行袋に苦言あり(2)
ううっ、耳が痛い。バスでもダメそうだし、船ぐらいなら使えるかな。船ならそのまま乗せて貰えるか。ホテルに入る際には使えそう。外に置いて盗まれる防止で。ホテルでダンボールをもらって輪行袋に入れてダンボールで梱包して自転車は家まで宅急便で送って、自分は公共の輸送手段で帰る緊急脱出用ならなんとかいけそう。