Monday, August 16, 2010

のりりんか


携帯の写真撮影を、風景モードで行うと、彩度が高くなって青い空に映ります。ああ、自転車で走りたい。




というわけで、港に行ってみました。潮風の匂いが、なにかと心地よいのですが、潮風を受けると鼻水が出てきます。なぜだろう。




そんなわけで、勢い山に行くを選択してしまうのですが、峠を越えたところでトラブルが発生。



今日のらいおんちゃん給水ポイント。峠の麓の四つ角から、ちょっと行ったワイナリーの敷地にあります。タダで水を飲ませてくれたり、顔を洗ったりとフリーかつフリーダムな感じ。ここで止まった時点で、フロントトギアのギアチェンジが出来なくなっていました。


シフトケーブルワイヤーが爆裂していました。三枚ギアで軽い1速に固定という悪夢。強制ハイケイデンス特訓の開始です。リアも金具と干渉するため、5速が最高という条件になっています。平地で一分に120回転ぐらいさせて、やっと時速30kmという、それ、なんてエアロバイク?

ケイデンスメーターはついてないので、120回転ぐらいというのはエアロバイクでの感覚からですが、だいたいあっているはずです。120回転だと、有酸素運動ここに極まれりってなもんで、脳に行く酸素の余裕が完全に消え去ります。軽めのギアなので、坂道や峠を選択してでも、なるべく直線を行くのが正解になります。で、ぐるぐるペダルを回して漕いでいる途中に、右斜め上に妖精さんが浮遊し始めて、人生について説教されました。妖精さんに半泣きで謝りながらペダルを漕ぐというプレイ。

その後、自転車屋に行って修理。日は落ちて、すでに暗くなっていました。ライト装備がなかったので、ハンドルライトを購入して帰宅、もう、ぐでぐでです。さらに悪いことに、サングラスはPOLAR FLASH BLUE MIRRORを選択していたので、視界が暗かったです。昼間に強いは、夜に弱いのです。こういう時は、調光サングラスが良かったかなと思いましたが、幹線沿いを選択して難をしのぎました。

新しい自転車に乗った場合は、シフターとかのトラブルも少ないのですが、距離をこなしていく、峠の下りでハングオン状態から車体を起こしてまた次のカーブを曲がる。繰り返す。登りで負荷を掛けつつ、ギアを小刻みに換えていくってなると、経年劣化でどうしてもトラブルが出てきます。ピストで峠を越せる脚力なら、ギアチェンジに関するトラブルからは開放されますが、常人では、補助ブレーキありでも、ちょっと現実的ではありません。「街乗りだけならピストですね!」とか、120回転させながら、妖精さんに訴えていたわけです。これも現実的じゃない。



現実から離れて漫画なネタ。といいつつ、作中や連載の扉でヘルメットの大事さが語られているので、いずれは死人が出るんだろうなー、鬼頭はんだし、という、不安感満点の自転車漫画が、いま、じつにおすすめです。


鬼頭莫宏の自転車マンガ「のりりん」 2
鬼頭莫宏の自転車マンガ「のりりん」 3
自転車板にスレがあります。

鬼頭莫宏総合79
鬼頭莫宏 のりりん
漫画板にも。のりりんは、自転車板の方がすすみが早いようです。さあ、乗るしかないこの鬱展ウェーブに。