Friday, December 24, 2010

月刊少年シリウス 2011年2月号 スペースパンチラバンパイア

少年シリウス オフィシャルサイト|TOP|講談社コミックプラス
表紙は怪物王女の姫。いまだに姫の正式名称がわかりません。リリアーヌかリリィっぽいんですが、なんか流動的です。今月は、怪物王女が大スペクタクルでスペースパンチラバンパイアでした。B級SF映画ノリで、もう、個人的にツボツボツボ。最後にいきなりインフレ大怪獣決戦バトルで、お腹いっぱい堪能させてもらいました。よかったよかった。さらに、パンチラでバンパイアなの怜裡大活躍回。かわりに、ナクアの出番なし。まあ、キャラかぶってますもんね。パンチラ以外は。

怜裡は黒のセーラー服というのも、ナクアに比べて目立たない、同じく黒服の姫と暗闇が背景のシーンでは、同時に描写しづらい、白線で枠を描く必要が出てきて作業工程いっこ増える。ナクアの服が白になったゆえんでもあると思います。


フランドルの怒り顔もレアで良かったです。あと、上田悟司絵っぽいコマが随所にあるのがNEOファンタジーでした。なんか線の太さ違うような。気のせいか。


新年をまたぐ号なので、作家全員の色紙プレゼントあり。原作者だけど、漫画家でもあるイダタツヒコ絵があるのがお得ポイントです。定金せんせいは、ブラックランド・ファンタジアを星樹かくら本絵でコミック化するべく交渉するべきだとおもいます。今年は、ちょいひめに応募したい。

ネメシス情報で、平本アキラが36ページ描く(とも読める煽り)そうです。原作が、「主将!! 地院家若美」のひとで、合作ペンネームが「長沢克泰うどん」なので、平本アキラ漫画でなく、ロゴのみのようです。

  平本アキラ 先生
  描き下ろし
  超絶スペクタクル・ロゴ付つき
  36ページ!!

これは、ロゴだけ書くという解釈なのかと。

長沢克泰 - Google 検索
地院家若美 - Google 検索
地院家若美は、ちょっとすごそう。

河内 美雪 - Google 検索
河内美雪を思い出した。河内美雪のように消耗せずに、地院家のコミックが9巻まで出ているのは、作者が、「やき」と「うどん」のコンビ作家だからとか、ふと思ってしまいました。

終焉 syuuen
一般誌? 参戦でネメシスというのが、都条例との戦いなのかもしれません。がんばれ。いや、がんばらないでください。


最近、ふがは活躍しています。1巻のころは、フガ話で一話もあったのですが、物語も佳境に入ってきているのでもうなさそう。シャーウッドのケルベロッテ化が微妙に進行しているという。



モトエ恵介は、「第1巻」表記になっているので、生き残りは決まったも同然のようです。終わるなら容赦なく「全1巻」表記になるはずです。もとから、単行本作業のために休むだけだったのかもしれません。柔道でなくプロレスかーい。

『お嬢様は武道会で踊る』1巻発売フェア開催!
フェアもぼちぼち気合いが入っています。終わらないでしょうな。


アルタイルはサービス継続方針。今気がついたのですが、ヴェネディックの商人でアントニオでした。アントニオ ベニスの商人 - Google 検索
ついでに、シェイクスピアのヴェニスの商人で、シャイロックが、裁判で裁きを受け、最後に、「では、きっかり1ポンドの切り取りに挑みましょう」とでも言って、アントニオをぶち殺す気概を見せる危険性があることに気がつきました。一刀を振るうことは裁判官も認めているわけです。その後、死刑になるとしても。

うしろノしんでれさんが、かなりの巡航速度でベタ展開を繰り広げており、このまま看板漫画になりそうな予感。今号で、自分の中で、同ジャンルでバトルに走ったつぐももを越えたかなという感想。

ちょいひめは最終回になりましたが、2巻の案内は無し。おそろしいことですじゃ。

まじもじるるもは最終回手前という感じで、次号休載。2月号の一話だけでも話の内容が分かるように綺麗にまとめられています。主人公がチケットを持っており、全部使うと死ぬ。しかし、チケットを使用しないとヒロインの目的が達成できない。ヒロインは、主人公がチケットを全部使うと死ぬことを知らない。これが、今号を読むだけで分かるわけです。コミックで言うと、7巻目まで来ているのですが、今回初めて読む人に対しても説明する匠の技が炸裂しています。

逆に、うますぎるので、無駄な配置が少なそうであることも直感できます。したがって、今回でてきた風船を追いかける少女の登場シーンから、風船について熱く語ると主人公が思っているシーンが、同じ7巻に掲載されるであろう、ヒロインのコタツについて熱く語るシーンとの絡みで、今後のありうる展開を予想させるのです。

主人公が声を掛けられてヒロインと間違えそうになって振り向く。少女がいる。
少女が風船について熱く語る。前の主人公が、親はどうしたと思考する。
無駄がない話の場合、これで少女が、ヒロインと同じ魔女か使い魔じゃなかったらどうしますのん?
そういう伏線の張り方です。


とか思って読んでいたら、なんか、少女を引きそうになっているトラックが、普通の配送車風なのに右車線を大逆走していました。単なる暴走トラックがカーブを曲がりきれずに突っ込んだ風か、スタッフ全員眠たくて気が付かなかったぐらい追い詰められていて次号休載かも。じゃあ、話もあれかな、勢いにまかせているのかも。


特別定価が続いているけれど、amazonの無料配送が1500円縛りがなくなったので、定期購読との差は微妙になってきました。表紙原画のカラーコピーとコピー情報紙、あと、公式発売日よりも少し早めに届くメリットがあるので、まだ定期購読がおとくかなという判断です。