お腹を減らすために、あえて峠越えで牡蛎小屋に挑みます。そして、到着して牡蛎小屋が視界に入った瞬間に敗北を悟りました。
ビニールハウス小屋でないならいけるかも、や。と思って道沿いの店を見ました。ぼちぼち並んでいます。もしかしたら、入れるかもと思ってふと気がついたのが、自転車をどうするかということです。とめれねえ。
ぱっと食べられるならいいのですが、牡蠣めし以外にも頼むと時間がかかります。不味い事に上半身は半袖のサイクルジャージでした。つうか、長袖のサイクルジャージを持ってません。ウインドブレーカーは持ってきていたんですが、畳んだまま、あと、半袖のサイクルジャージと相性が悪いので、なんとか自転車を止めたとしても、場違い感ありありで食事をしなくてはいけません。さらに、注文して待つ間に体が冷えてしまうわけです。
とりあえず、ナビには牡蛎小屋地点をもう一個登録していたので、そちらに行ってみることにします。牡蛎小屋地点と牡蛎小屋地点の間に、ぽつんと一軒だけ牡蠣を食べさせてくれる食堂のようなものがあったので、牡蠣めしを期待してよってみると「あー、さっき売り切れだよ」という、もう、勘弁してくださいというタイミングの悪さ。
がっくりとして、店を離れて、もう一個の牡蛎小屋地点に到着すると、バッチリ大行列でしたー。
半泣きで、サイクルジャージの背中に入れた安物(78円)の160kcalゼリーと、こ、これだって牡蠣と同じで自然の恵みなんだからね! という、グリコの毎日果実を食いながら帰りました。しょっぱいです。