路傍に咲くオレンジの花を見ていると、なんとなく、いけないお花ライドがしたくなったので海沿いを目指します。で、クロスバイクで行く事になって、ああ、なにか、予想はしていたけど、まさかその通りに進む事になるとは――
ロードはローラー台に固定したままになっていて、とりはずす。またセットするのが面倒。自分の性格からして、ローラ台専用の一台を用意しないと、このままクロスバイクでロングライドにも行く事になるかもと思っていました。で、もう一台を用意するなら、ローラー台は別の選択肢があったりもしたわけです。たとえば、パワーマジックプラス。
パワーマジックプラス - Google 検索
ただ、これはツールド福岡で試乗したことがあって、ちょっと自分には合わないなという負荷の掛かり方でした。あと、粗忽なものでフライホイールが高速回転でブン回っているのは相性悪い感じです。ドリンク飲むとか、マウスヒモ絡ませるとか、絶対接触事故起こすなという確信があります。
それはそれとして、クロスバイクで峠を越えたのは久しぶりですが、ギア比的にはクロスバイクの方が楽なので、漕ぐ事自体は楽でした。フロントロリプルで最大が44Tなので、軽々とはいかないまでも、さくさく登れます。ただ、ロードでは必ず行う汗対策をしていなかったので、目に汗が入るのは難儀しました。
峠を越えると新緑の山があって、少し下ると仄かに苺の香りがします。見れば露地栽培の苺があります。
アップで一枚。えーと、「とよのか」か「あまおう」なんじゃないでしょうか。どっちか言えば当たる品種をいうわたくし。 さちのかだったらどうしよう。
しばらく走って、途中、他のロードバイクにさくっと抜かれたりして海岸沿いを走っていると、発見しました、いけないお花。
アツミゲシ - Google 検索
といっても、これからいけないエキスを抽出するためには、何万本単位で用意する必要があります。そもそも欧州だと合法。まちがって種子が送られてきたりもします。
といっても、別の花かもしれません。
目標を達成したので帰路。
海沿いはやはり走っていて気持ちが良いものです。
で、もう一つの目標だったドイツパンお土産計画は、あっさり破綻しました。ゴールデンウィークあけだとこんなもんでしょう。
潮干狩りの人を見物に。あさり採りたい。
いけないお花ライドの発端となったヒナゲシ。
ヒナゲシ - Google 検索
あさり採りの場所近くで、一部で群生していました。
一カ所だけ育ちが良くて、はて、いったいなぜこの場所だけ他と違って咲き誇っているのだろう? アスファルト路面に答えがあります。見上げると、その場所は電柱の立っている場所でした。そして、電柱には鳥が――
鳥のフンが栄養になっていたようです。自然は循環するものなのだなあと感慨深かったです。