Monday, December 24, 2012

Dosun U1はプアマンズLumotecになり得るか?

  AXA 70 LUXX PLUS とDymotec 6の組み合わせで雨天走行をすることになりました。平坦路メインの試走では大丈夫だった首振り問題が、歩道の段差や悪路で頻発して、ライトだけでなくダイナモも首振りを開始して、そもそも点灯しないという事態になりました。

まあ、ハブダイナモもそろそろ完成するだろうし、ショップから電話あるだろうと思っていましたが、諸般の事情で行きつけのショップがしばらくお休みになってしまい、自分でなんとか数週間を凌がなくてはならなくなりました。

いまさらマグボーイに戻すというのも悔しいので、パナソニックのSKL095を購入してきました。といっても、このまま運用するのではありません。バラしてダイナモと金具を使います。

雨でも発電が大丈夫と分かっているダイナモで6V2.4Wの出力、かつ、ちょっと負荷が少なめ、さらに言うとライトとダイナモをつなぐ金具の固定ネジがドライバーで外せるモノという条件を満たしているのがSKL095というわけです。

 ついでにホームセンターでいくつか部品を購入してきました。後から分かるのですが、長めのボルトとナットが足りませんでした。
 鋼管用ゴム付き立てバンド、ふつうと舌有りを購入してきました。経は25で、これでロードバイクのフロントフォークにDymotec 6を付けるつもりでしたが、果たせませんでした。
 SKL095の裏面。プラスドイラバーがあればばらせます。配線も半田付けや接着がされおらず、改造ベースはもってこいです。
 金属でタイヤ側面を痛めると判断したら、ゴムに交換するためにゴム足もサイズが一緒っぽいものを購入。
 鋼管用ゴム付き立てバンドはいろいろ活用できそうです。ロードのハンドルにも行けそう。夏は溶けるかもしません。
 適当に組んで完成。明るさの具合を見る事にします。
 すきりまとまっています。ブロックダイナモライトに偽装しておけば盗難避けにもなるわけです。
 で、いつもの道にいくと、つい笑いがこみ上げてきました。ISO感動があがりまくっているので、こんなには明るくないのですが、AXA 70LUXX PLUS よりも配光が美しくなめらかだったのです。もっとも照射範囲はAXA 70LUXX PLUSよりは狭いのですが。
 近場はスポットくっきり系。
 同じ条件でのDosun A2の光具合。U1は思いの外スポットで、カタログでU1の方がA2よりもLuxが上だったなということを思い出します。広角のA2,スポットで遠方のU1と、相互補完できそうでした。
 ついでに、6V2.4Wのダイナモの限界をさぐるためにAXA 70LUXX PLUSもパラでつなげてみました。点灯しないだろうなあと思っていたら、ちょっと漕ぐと同時に点灯して明るさ倍増。6V3Wですらない6V2.4Wのダイナモで最新LED2灯を同時点灯させることができる……
 ついでにA2も点灯させて3灯体制で走ってみました。明るいです。無灯火逆走自転車への対抗策にもなる感じ。
 AXA 70LUXX PLUS単独での点灯。
 ダークスポット(というか、ダークな帯)があって、手前はくっきりなのがAXA 70LUXX PLUSで、速度があがると足下まで配光されるはずでしたが、6V2.4Wのせいか、足下は速度を上げても照らされたどうかは分かりませんでした。
全体的に照射範囲掛ける明るさでは、AXA 70LUXX PLUSのほうがDosun U1よりも上です。そこは70LUXパワー。しかし、配光の美しさと、ダイナモへのおさまりぐあいから、普段使いはDosun U1にしてしまおうというぐらい、Dosun U1の光は素晴らしいものでした。

フラッシャー自転車 - Google 検索
ハブダイナモが入手できた暁にはDosun U1をもう一個つけ並列点灯させ、いにしえのフラッシャー自転車のようにしてみたいとか、そんなほわんほわんな光景も脳裏に浮かんできました。ハブダイナモでも2灯同時に点灯できるなら、ほんとにフラッシャー自転車みたいに、ラレーのブロードマーシュのフロントキャリア左右にDosun U1をつけたい。



ハブダイナモのライト交換時期というなら、U1はマジおすすめです。ブロックダイナモ改造は失敗すると危ないのでおすすめできません。タイヤサイドに配すると、タイヤで影ができるので、できればクロスバイクのセンターに付属の金具で付けるというのがいいでしょう。つうか、ショップで取り寄せできるならショップで付けるのがいいんですけどね。配線の巻きとか、首振り防止のためにスプリングワッシャーやギザワッシャーをいれてもらうようにもできるわけで。


AXA 70LUXX PLUSがロードバイクに装備しようと思ったら、長めのボルトとナットが足りず、それを何とかしようとしていたら、嵌っていました。ねむい。