Wednesday, September 27, 2023

死んでいたのはPDC1200でなく刈払機のMUR201CZでした。修理して復活 費用は約3万円

 PDC1200をマキタの営業所に持っていったのですが、壊れているかどうか確認ができずに預かりとなっていました。二次側につなぐブツが営業所になかったようです。マキタフェアかなんかの開催時期で使っていいものが特定営業所やホームセンター、JAかなんんかのセンターに集約されて運ばれていたようです。


で、マキタフェアに重なってPDC1200につなぐブツが営業所にやってきたのでつないでみたら動いた。つまりPDC1200は生きていたのです。死んでいたのは刈払機のMUR201CZのほうでした。都市高速をつかって運搬。これも一手さぼって被害拡大という感じですが、その時は刈払機につけていたチップソーを取り外す余力はありませんでした。車には強引にダンボールで養生して積み込みました。MUR201にはスプリットタイプがないんですね。つうかケーブルが直接本体から出ていて一体型で面倒がないので買いました。シャフトのグリスアップがいらないのです。で、分解しないので内部がわからず故障に気がつくのが遅れたという次第です。

ギアケースのグリスアップは頻繁にしていました。MUR201CZで壊れていたのはモーターのコントロールユニットで、基盤の樹脂が融けていたそうです。

1 故障時はチップソーをつけていたけど、ナイロンコードを長く出して使っていた

2 刈り払った草が遠方まで飛ぶことになり、モーター部のケースもスリットから吸い込んでいた

3 ケース内部のエアフローが悪化して、さらに猛暑で冷却が追いつかなかったので基盤が融けた

だいたいそんな感じだろうということでした。あと、ベアリングボールで砕けていたのがあったそうで、それも交換となり約3万円でした。これは思い当たることがあります。じつは非推奨のシュレッダーブレードを使ってみたことがあったのです。自分に石を飛ばして悶絶したのですぐに封印しました。あの時の衝撃が集中するとベアリング割れるだろうなという感じ。以降はナイロンコードが多く、チップソーを補助的につかっていました。

草や小石がバンバントンできてあんまり体に優しくないんですが、ナイロンコードは目玉まで、チップソーは命までなのでナイロンコードを優先していました。なお、太いナイロンコードを使うと命まで届きます。ガラス片なんかをちぎれること無く自分にかっ飛ばしてくるんですな。

鋸歯の太いコードをつかってL字金具を飛ばしてスネに当てたときは刺さって血が出ました。足を防護する道具を付けていなかったので必然の結果です。L字金具が地面に埋まっているとか思わないですやん?



ほんで、こちらが自分のMUR201CZで

こちらが新型のMUR014GZの中です。


ためらうこと無く内部を公開してくれるのはありがたいんですが、MUR201CZが熱に弱い構造なのが比較すると分かります。

まず、MUR201CZヒートシンクの向きと、ヒートシンクの位置、形状がおかしいですね。青矢印のエアフローに対してヒートシンクのフィン最前列一枚以外は最高効率を発揮できません。これで枯れた草を吸い込んで、今年のような猛暑で作業したら完全にアウトです。


MUR201CZの発熱源のモーターにより近くコントローラーが配置できる下側のみヒートシンクはトラブルのもとだったのか、MUR014GZでは改良がなされています。

バッテリー取り付け端子がないMUR201CZのほうがケースの内部空間に余裕があるはずですが、なんか詰め込まれている感があるのも不思議なところです。

MUR014GZはフィンが上下に取り付けになり、風を通すようにシャフトに対して下部のヒートシンクは縦にフィンが配置されています。あとコントローラのケーシングもメタルになっているような色使いです。

MUR201CZは、ヒートシンクがケース内上部にとりつけてあるMUR015-017よりはマシな作りです。MUR015-017は、夏に長時間使っていると体に接触するケース上部が樹脂なのに不安になるぐらい激アツになるという作りです。

ランニングチェンジでいいので、ダマでMUR201CZのヒートシンクとコントローラーは改良していあってほしいです。

MUR014GZは右回転できるというのが売りで左利きの方にもいいそうですが

https://www.makita.co.jp/product/40vmax_series/mur014gz/mur014gz.html

ケースのスリットが非対称で、体の左に抱えたとき、特にループハンドルだと空気を流入させるスリットの片側を服で塞ぐので、暑い地域だと予想外のトラブルがでてくるかもしれません。

モーター部が体の後ろに出て、左右にふるさいに空冷を手助けしやすいU字ハンドルと同じ使い方だと、炎天下だとまずいってことですね。


https://www.makita.co.jp/product/40vmax_series/by001gz/by001gz.html

マキタフェアにのこのこと行くことになったんですが、電動アシスト自転車がおいてあって、けっこうサドルをあげることができました。8.0AhのBL4080Fも使えるそうです。なんつうか、パクられそう。

驚いたのは、ライトがherrmansのMRシリーズでした。つまり、StVZO防眩ライト。MR GO E-BIKE 6-12V か H-BLACK MR4 E-BIKE 6-12V のどっちかだったと思います。2軸なのでH-BLACK MR4 E-BIKE 6-12Vかな。OEMの別バージョンやも。