Wednesday, March 08, 2023

自転車のヘルメットの相談を受けるも、通販だと手遅れっぽいもよう

4月から義務化する自転車ヘルメットでどれを買えば? という相談があったものの、評判の良いものは売り切れ続出になっていて特に通販だと在庫がありません。ヘルメットは最初の一個でメーカーが公称しているサイズに自分の頭が合うかどうかを確かめていないと窮屈だったりガバガバだったりします。

同じメーカーの安いものから、実際に被ってみてS、M、L、XLなどのどれがフィットするかを確かめてから高いものを買うと失敗がありません。寒い時期に「まあ、ちょいきつめだけどこんなもんか」と妥協すると、夏に汗でたいへんなことになります。

空気穴が空いているものでもレインカバーがあるので雨にも対応できます。レインコートと組み合わせて少し速度をだす場合は、バイザーもあったほうがいいでしょう。とくにメガネをしている場合に雨でものるという場合は自転車用のバイザーがあったほうが安全です。

雨をふせぐだけなら野球帽でもかまわないのですが、視界の制限が大きくなります。OGKなどの自転車用ヘルメットのメジャーなところの後付、オプションのバイザーがちょっとしかツバ部分が前にでていないのには理由があるのです。軽量化とか見た目シュッとさせる以外にも理由があってそうなっています。雨の中、日暮れ~夕方に走行すると一発で理解できます。(スマホ操作しながらのったり、左右確認しないタイプだと分かりません)

安いキャップを中にかぶって使い回す場合は、少しサイズの大きなヘルメットでアジャスター付きを買う必要がでてきます。これも一年を通して乗れば分かるようになるんですが、今買う春先のことだけを考えていると、ヘルメット追加で買ったろ! ということになります。

汗をかきやすい場合もインナーキャップとかバンダナがあったほうがよくなります。上り坂があるルートを頻繁に走行する場合は、暖かい季節にはあったほうがいいです。

個人的にやっているのは和タオル(面タオル)を巻いてその上からヘルメットをかぶるという技です。これも、ひとつのヘルメットでまかなう場合は、少し大きいサイズをかってアジャスターで調整する必要があります。ダイヤルタイプのアジャスターなら楽ですが、ベルトに穴タイプだと面倒になって、ついついサイズがあわないまま走行するという本末転倒なことが起こります。

これから自転車通学、通勤をはじめるという場合は、慣れてくると速度があがってくるかどうかで選択肢がわかれます。速度が出てくるとなれば、やはり空気を取り入れる量が多いヘルメットが必要になってくるでしょう。電動アシスト自転車でそんなに飛ばさないという場合は、むしろ穴が少ないものがいいかもしれません。

ヘルメットも安いものではないので、ヘルメットロックをする必要がでてくるかもしれません。自転車に固定しておきたいという場合は、ヘルメットをロックして鍵を掛けられる道具が販売されていますのでそれを買うべきです。が、この道具も手頃な価格のやつは売り切れ続出という……

だめな技としては、空気穴に細めのワイヤー錠を入れて自転車と一緒に固定するものがあります。ヘルメットの種類によっては内側のメッシュのインナーに穴をあけることにもなるのですが、まあ、パクられるよりかはいいでしょう。どのみち虫や汚れは入ってきますので洗濯や清掃は必須になります。

自転車の固定に関して、自分は、ABUS(アブス) チェーンロック 110cmをクロスバイクの時は使っています。鍵にキーホルダーライトをつけておくと、夕方や夜の屋内駐輪場で便利です。ヘルメットだけでなくバッグを固定するときにも使えます。ボルトクリッパーなんかを持ち出されたらだめですが、軽度のいたずらや気軽な持ち去りは回避できます。