コラテラルを見ながらタイマーカンストまで漕ぎました。時間の経つのが早かったので、映画は面白かったようです。えあろばいかーうそつかない。ぱぉ。
映画は、殺し屋に追いつめられるタクシー運転手のサスペンスアクションと受け取るか、タクシー運転手の人間的な成長物語として見るか、殺し屋と、殺しに巻き込まれた運転手の淡い友情の物語としんみりするか、評価は分かれているようです。詳しくは言えませんが、状況的証拠的にはハードボイルドものっぽいので、そっち系が好きな人には高評価で、純粋なサスペンスが好きな人にはあれなんだろうなーと思います。検索していて、映画版ロング・グッドバイ(1973年版)との共通点が上げられていましたが、両方見たことがあるので、たしかに、ああと思いました。
映画終了後のメイキングで、射撃の特訓を受けるトム・クルーズが印象的でした。インストラクターが早撃ちで正確にマンターゲットをブチ抜く絵の後に、トム・クルーズの、微妙にあれな射撃の絵。モンタージュ効果が機能していません。でも、アクションは味付け程度なんでかまいはしねーのれす。タクシー内での殺し屋と運転手の会話と奇妙な心のふれ合いが、トゥルーエンドへのフラグなのです。
【M・マン】コラテラル/COLLATERAL7【T・クルーズ】