Friday, July 03, 2015

Mag Boy MLA-8型の明るさが丸善電機産業のサイトで公開されていました。あわせて、MLI-1ALシリーズの明るさ説明も変更

Mag Boy MLA-8型の明るさはどれぐらいかの数値は、以前は分かりませんでしたが、どうも6月の頭から公開されているようです。

http://www.magnix.co.jp/pdt_cycles03.htm
光度特性(当社測定による参考値)
自転車の速度中心光度(cd)平均周辺光度(cd)JIS規格:該当光度区分
5km/h800cd300cdグレード2相当
15km/h1200cd550cdグレード3相当
30km/h1200cd550cdグレード3相当


JIS規格だと時速15kmでの明るさを測定しますので、時速15kmでどれだけ明るいのかがまず一つ。そして、低速時、ゆっくり走っている時や、自転車を押して歩いている時にどれぐらい明るいのかが大事ですので、時速5kmの時の明るさも書かれています。JISの場合は、時速15kmで400カンデラが最低基準です。

時速30kmの時は、どのぐらい明るいのかが記されているのは、下りの坂道などでこれぐらいになりますよということだと思います。時速30kmと時速15kmの時の明るさが変わらないのは、そこで電流カットして、LEDのや回路の焼き付きを保護していますということだと思っていました。

そんな中、MLDシリーズ、MLIシリーズの時速15km以外の明るさ表記が削除されました。丸善電機産業の場合は、サイトに関してはいい加減というか、大胆な間違いがわりとあります。

どちらかのライトの表記を変えた後「ああ、そういや、もう一つも同じだから、コピペすっか!」とやって、間違いが両方のライトにまたがっている可能性も大有りです。

LED 米国Gree製
適当すぎる。ほかにも、ハブダイナモの対応インチサイズが間違っていたりもしました。すごい。

ただ、今回の変更は、丸善電機産業の公式Webショップにも及んでいます。

MLDのサイズと重量の部分が無かったり、J1、J2の表記が消されています。実際に、商品としてはMLIシリーズは、J1とJ2端子のものが混在しています。J2端子しかなかったはずのMLDシリーズからも2端子の表記が消えました。なぜか、ホイールとのセット売りのMLDのシリーズでは2端子表記が残っています。と、ちょっと不安になる要素が多すぎます。

しかし、いままでのサイト変更の履歴からすると「高速時の明るさを優先していて、ぼちぼち普及したら、amazonレビューで『低速時はちらつく=(点灯してねえじゃねえか!)』」というクレームレビューがあったので、時速5kmの際のカンデラは削除。あるいは、以前よりも高速時に特化して低速時は暗くなったので削除。

明るい方、時速30kmの時は、ひっそりと、電流カットの上限をいじって明るさがアップしている! のではないかと考えます。流通段階で商品が混在しているので、明るい方の数値は書いていない。上限3500カンデラの流通在庫が無くなった半年後ぐらいにサイトの表記を変えるあたりなのではないかと適当に予測します。


マグボーイシリーズは、同じ型番のままランニングチェンジで明るさ変更が突然あります。そして、後になって公開。ほおっておいてもいいのでしょうし、他の楽天のサイトは旧表記のまま放置しているようですが、変更が分かってしまう不幸、ちゃりんこ王国サイト担当、怒りのカンデラ表記削除のご様子。JISグレード5と殴り書き。


光度特性(当社測定による参考値)
自転車の速度中心光度(cd)平均周辺光度(cd)JIS規格:該当光度区分
15km/h約800cd約250cdグレード2相当
アットランプ MG-2型の明るさも公開。ホイールダイナモの限界か……

ホイールダイナモでも明るくしようと思えばできるはずですが、ホイールへの固定方法がゴムの場合は、明るくすればするほど抵抗が増えるので、固定しているゴムの寿命が早くなります。もしくは、スポークがやられるか。現実的な明るさとして、約800カンデラになったのでしょう。

ロードバイクの後輪に一時期取り付けていました。輪行の際も邪魔にならず、抵抗も少なかったのですが、ホイールに固定するゴムがやられて取り外してしまっています。