Wednesday, December 06, 2006

投信スーパーセンターの革命! 1

という、分かる人にしか分からない景気の良い投稿タイトルで、投信スーパーセンターを応援してみたいです。というか、死ぬんじゃない投信スーパーセンターという励ましを敢行してみたいのです。革命の刊行と掛けてみたりしつつ。というのも、投信スーパーセンターでの、投信売り上げランキングが公表されて、その結果を見て、ちょっと鼻血が出たからです。

売れ筋!投信ランキング | 投信スーパーセンター
第1位 ニッセイ/パトナムグローバル好配当株式
第2位 年金積立 インデックスF海外債券(なし)
第3位 三井住友・グローバル・リート・オープン
第4位 日興AMP REIT毎月A ヘッジなし
第5位 ピクテ・グローバルインカム株式F(毎月)

投信の買い手が『カモ』でないことが見た瞬間に分かります。売り上げ第1位には、ピクテ・グローバルインカムを抑えて、よりコストの安いニッセイ/パトナムグローバルが。第2位には、販売手数料が無料(ノーロード)の、年金積立 インデックスファンド海外債券です。投信スーパーセンターの前途多難さが分かる売り上げランキングとなっています。

とくに、投信スレッド住人から待望されていた外国債券(海外債券)インデックスファンドでノーロードかつ低信託報酬の年金積立 インデックスファンド海外債券は、100億円分販売しても儲けは7千万円ちょっとで、投信スーパーセンターの取り分は、目論見書を読む限りでは、100億円分売りさばいたとしても、年に4千2百万円です。もちのロン、100億円も売れているはずもありません。年金積立 インデックスファンド海外債券の設定来預かり総資産が100億円なんですから。

逆に言えば、預かり総資産が100億円で、ちょっとどうしようもなくなったので、投信スーパーセンターで、確定拠出年金専用だったはずの投資信託をノーロードで販売するという暴挙、投資する側にとっては快挙をやろうと思ったのかもしれません。投信スーパーセンターの会員数が、いまだ五千番台ということもあり、あらためて、投信スーパーセンターの存続を祈る次第です。もしかして、パレットの悪夢再び。オマイガー

長期投資に望ましいおすすめファンドもいくつかあるので、ほんとに頑張ってほしいものです。人気の投資信託(ただし、おすすめ出来ない高コスト体系)も、他と比べて同じか、より良い条件で買えたりします。配当の多い海外株式・毎月分配型を買う場合でも、SG 世界好配当株式ファンド(毎月分配型)愛称 グローバル・ドリームが、ノーロードでないながらも、ピクテのグローバルインカムと投資セクターが似通っていて、しかもコストが安く、マシなものが購入できます。ノーロードキャンペーンでもあれば、さらに条件はまともに近づきます。

投信のスーパーマーケットって?
投信スーパーセンタースレッドでも、(存亡を)語ることもできたりしますので、インデックスファンドに積み立て投資を(投信スーパーセンターは大丈夫じゃろかー、などと言いつつ)考えるなら、いやほんとに、助けてあげてくださいという感じです。

その他のランキング。

国内株式
1位 アクティブバリューオープン
2位 東海3県ファンド
3位 ニッセイTOPIXオープン

グローバル株式
1位 ニッセイ/パトナムグローバル好配当株式
2位 ピクテ・グローバルインカム株式F(毎月)
3位 年金積立 インデックスF海外株式(なし)

グローバル債券
1位 年金積立 インデックスF海外債券(なし)
2位 DIAM高格付インカム(毎月決算)
3位 PRU海外債券マーケット・パフォーマー

バランス型
1位 DIAM世界インカムオープン(毎月決算)
2位 東京海上・未来設計ファンド5
3位 グローバル3資産ファンド

国内外のREIT
1位 三井住友・グローバル・リート・オープン
2位 日興AMP REIT毎月A ヘッジなし
3位 DIAMワールドリートインカム 毎月決算

外国籍投信
1位 メロン財産3分法ファンド-資産形成型B
2位 ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド(米ドル建MMF)
3位 ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド(豪ドル建MMF)

全般に、インデックス系がランクインしているのが特徴。見た目のコストが低いDIAMの投資信託がきっちりランクインしているのも素晴らしい点でもあり、投信スパーセンターって、儲からないだろうなあという感想を惹起させる点でもあり。

REITは国内外で分ければ、J-REITインデックスファンドがランクインしていた可能性大。J-REITのインデックスファンドを買う場合は、ソニー銀行等についで条件が良い。外国籍投信はメロンB(販売時手数料無し、信託報酬2.3%)という、債券60%、株式20%、REIT20%という高コストファンドがトップ。資産形成型(分配無し)も選べるのが最後の良心かも。片道手数料が高い外国通貨MMFを抑えてメロンがランクインしているので、そもそも、高コスト(でも、販売側は儲かりんぐ)の外国籍投信は、あまり売れていないことが伺えて、ますます心配してmることもできる冬の夜です。銀河鉄道に乗って投信スーパーセンターさんがどこかへシュポシュポと去っていかないことを夜空に祈るばかりです。