Saturday, June 22, 2013

板屋峠から航空自衛隊第43警戒群 背振山分屯基地まで熱烈歓迎わんだーらんどを聞きながらヒルクライム

 (トレース注意)「新道寺女子」のキャラで「咲-saki-」EDパロ 試作品 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21143142
ケイデンスを上げるような感じの曲です。それで山を見ていると霧が掛かっているのですが、まあ、登ってみたくなったわけです。

 途中の畑に咲いていた花。
 ちょっと引き返したほうがいいかな? と思いましたが、引き返すとローラー台コースです。クロスバイクでリュックも持っていっていたので、装備的には雨以外は対応できるはずなんですが、早速、もう一つの懸案事項を失念していました。
 みはるん荘。違う、みはる荘。
 のどかなものですが、この先からは余裕が消えていきます。
 手打ち蕎麦の看板。ああ、蕎麦が食べたい。でも、二八じゃないと茹でるのが難しいのです。
 自転車乗りへのメッセージ看板あり。だいたいここら辺から思考する余裕も消えてきます。NV-U37をムーヴから外してクロスバイクに装備しており、ここら辺から、熱烈歓迎わんだーらんどをループでかけ始めます。

見晴らしが良かったら、PASSING MOUNTAINを掛けたいところですが、ヒルクライム時に掛けると上りのきつさと歌詞の内容で死にます。


 鹿児島までのキャノンボール挑戦を促す看板。な、なぜこんなところに……
 博多駅を朝4時発で、午後8時着? 背振山越えだとわりと厳しいというか、クライマー以外、背振山越えで終わる気がします。カエルの額の「3」が、国道3号線を使用してということなのかもしれません。3号線を使って、博多駅から鹿児島中央駅まで16時間でということなら、天候さえ避ければわりと行ける感じです。PM2.5濃度が濃いと、途中で喉、気管支、目をやられて過酷な道になるでしょう。
 もしかして、マチュピチュってここらへんのことなのかもしれません。
 しかし、すでに疲労気味で、さらに視界がぼやけてきています。塩飴と水は持っていっていましたので、塩分、水分は足りていましたが、なにぶん、フラットペダルで車重(と体重)があるので、上りは耐えるだけという。
 これ、帰りはヤバいような……と、ちょっと思いましたが、ペダルを踏みます。
 板屋峠もクロスバイクで登れるようになっていたわけです。遅いけど。あとは、標高1,000mを行けるようになっているかどうか。今日、分かるわけです。
 板屋峠を越えたところで風が吹いて、見上げれば青空が少し見えます。いこかもどろうか。行こうということになりました。
 が、自衛隊分屯基地の入り口からが記憶を無くすレベルの坂道で泥道で未舗装路が散在していたのです。アスファルトが剥がれているところの泥道に入った時はタイヤがぐにゅっと沈んで、あ、これ無理かもと諦めるところでしたが、フロントトリプルと、シュワルベマラソンプラスの効力で乗り切れました。

しかし、泥道があるというのは予想してませんでした。どうりで板屋峠はロードバイクで来たとかいう報告がネットにあるのに、背振山まで登りましたという報告が無い訳だよ!
 いちおう、ベルを鳴らしてみますが、あまり意味が無い様子。霧がー。
 一陣の風が吹いて、青空が見える瞬間再び。
 すぐに視界不良になりますが、少しの時間、少しの空間でも霧が晴れて良かった。

標高1,000mは森林限界でもなんでもありませんが、杉の植林と背の高い木が減ってくる標高ではあります。見晴らしが良いときは遠景が楽しめるそうです。阿蘇大観峰と同じぐらいの高さなので、いつかまた阿蘇へ行ったときの練習にもなるかなと思っていましたが、背振山はロードバイクだと途中が無理そうです。


 山頂手前に到着。
 ロケット?
 照明が点灯する時間になっています。
 山頂への階段をあがるのはまだ今度にすることにします。登っても霧でしょう。霧の出た暗闇の中をダウンヒルする時間は短くしたい。
 フラッシュを炊くと霧の乱反射の洗礼を受けます。
Herrmans H-one Sの光が霧の中で見えるようになります。
 ロングでの光景。スポットなのが功を奏して、霧の中でも割と遠くまで光が飛びます。
 右がHerrmans H-one Sで左がAXA 70LUXX PLUSとダートを下りながらライトを一個左に振ってみましたが、ヘッドライトを購入しているにも関わらず置いてきていたので、下りでは泣きが入ることになります。

クールホワイト色のLEDでも行けるかと思ってましたが、やっぱり無理そうでした。霧がなければ良かったのですが、どのみち、ヘルメットライトは必要です。
今日はローラー台を漕がなくていいかな。

下りも、熱烈歓迎わんだーらんどを聞いてました。