Saturday, October 05, 2013

探していた、賞味期限が一日の宮崎ローカル銘菓を見つける 鯨ようかん

長餅 - Google 検索
2chの伊勢神宮について語っているスレかどこかでちらっと見掛けた宮崎の名物がありまして「賞味期限が一日しかない」餡を使ったお菓子です。赤福との絡みで語られていて、最初は、なが餅(長もち、長餅)と間違えて覚えていました。で、なが餅で検索しても、なかなか思った情報がヒットしない。

有名どころの砥餅(なが餅)は外側がまんじゅうでいう皮で、中身が餡になっています。これだと3日は餅ます。いや、保ちます。外は焼けるので。

しかし、外側が餡で、中身が餅のタイプは、賞味期限が1日になります。この日保ちをしないハズの、「外側が餡こ」をなんとか日保ちするようしたのがトレハロースです。いきなり脱線。

地元の銘菓で「外側が餡」の博多ぶらぶらはトレハロースを使用して日保ちするようになりました。ただし、食感の特異性を失っていきます。美味しいけれど、他の地域の餡を使った銘菓でトレハロースを使用したものと同じく、工場で生産してそこそこの品質管理されてコストを削減して、この売価なら原材料費はだいたいいくらで、良い立地の場所の地代やらが入ったとしたら、まあ、これぐらいだろうという予想通りの餡の味に収斂していくことになったわけです。

トレハロースの保水力も良し悪しあります。保水力があって水が抜けないと言うことは、コップの水にラップをした状態で置いておいたもの想像してもらえると分かりやすいです。コップの水が三日は持ちます。が、3日経った水がうまいのか? 即、腐るよりははるかに良いのですが、足が速ければ速いで、油断なく売り切るようになって、かえって美味は保たれるようになります。いまの赤福がその状態でしょう。売り切れる時間がはやくなったけど、その売り切れをゆがめると、またおかしなことになるわけです。お菓子だけに。

赤福は今はおいしい。へんば餅は食べたいけど、伊勢まではちょっと、もう行ききれないというか、行っても売り切れが多いらしいし、賞味期限が一日ではどうにもならない。ああ、どうしたものか。近場でトレハロース抜きの「外側が餡」のものがあればー

蜂楽饅頭と梅ヶ枝餅を食べてさまよう日々がつづいたわけです。ああ、でも、そういえば、宮崎にあるんだよなあ、賞味期限が一日のヤツ。あんだろうか。なんだろうか。

2012/11/3 博多・天神界隈で「博多ぶらぶら」売上急増の訳 -
これもなんだろうかというような。

で、昨日に、賞味期限が一日などで検索していると、たまたま答えに行き着いたのです。

鯨ようかん - Google 検索
鯨ようかん。「賞味期限 一日 餅」では答えに辿り着けなかったわけです。というわけで、食べる算段をしているのですが……

現地いかねえとだめだなこりゃ。という、身も蓋もない結論に到達したのです。しかも、宮崎県は高速が全線開通していないため、車で行くのも厳しいのです。

日本全国の銘菓 - Wikipedia
咲の外伝、シノハユ舞台探訪で、また松江には行きたいと思っています。

不昧公御好み - Google 検索
松江と和菓子文化::松平不昧公 - 【山川・朝汐本舗 風流堂】
http://www.furyudo.jp/culture/matsudaira/index.html
その際は、若草と山川はできたてをぜひ食べたい。この出来たてってのが重要で、梅ヶ枝餅も「焼きたてくれー!」と言っても、ビニール入りのしなっとなった梅ヶ枝餅を出す店もあるので油断できません。地元の銘菓でないと、その、出来たて、焼きたての本当のところが判別できないという。