Tuesday, June 09, 2015

【残念な追記】安めの700Cハブダイナモホイールが通販で売られていることを発見する(*OLD93mmでした)

フロントのOLD100mm 700Cでハブダイナモホイールと言うと、通販で検索して出てくるのがワールドサイクルです。

http://www.worldcycle.co.jp/category/3189.html
お値段は、3万円に行かないぐらいですが、チューブ、タイヤ、リムテープなどを揃えると4万円に限りなく近づきます。ちょっと良いものを選択すると4万超え。油断すると、そこそこの軽快車が買えてしまうお値段ですが、走行する際の抵抗は普通の軽快車に採用されているハブダイナモよりも軽めになります。もしくは、同じ速度で発電量が多い。夜にそれなりの速度で走行される方には間違いなくお薦めです。

ただ、5万円台のクロスバイクを購入してハブダイナモ化するとして、追加で4万円だせるかというと、まあ、あんまり無い選択なわけです。

自転車に乗りつづけて走行速度が上がってきたら、明るいライトとの組み合わせで交通事故の被害者にも加害者にもならないために安いものになるんですが、それでも4万円は大きい。

以前はシマノの700C ハブダイナモホイール完組製品が1万円ぐらいでありましたが、今では見かけません。PX645とDH-3N20-E(だったような)の組み合わせかWH-S501-3Dとか。で、たまに「安い700Cハブダイナモないかなあ」と検索するのですが、今までは在庫ありのものを見つけきれていませんでした。が、最近になって、在庫ありの700Cハブダイナモホイールが検索に引っかかるようになったのです。あわせて、他のひっかかる点も出てきたんですが。

自転車用交換部品 CHINON'S(チノンズ):前輪700×35C ハブダイナモ アルミリム
http://store.shopping.yahoo.co.jp/cocoterrace/icn-ch-l494.html?sc_e=slga_pla
問題がありまして、ハブダイナモの種類が、シマノ2端子としか分からないという。J2かもしれないし、E2かもしれない。いやいや。

http://www.chinons.jp/
堺にある、車椅子も製作しているメーカーさんですから、J2端子の可能性があります。J2端子だと、だいたいはOLD93mmとなって、まあ、クロモリのフロントフォークなら、こう、ぐいっ……やめておきましょう。

リノーレクロス、ロードマスター用の補修パーツで700Cのハブダイナモがあるのかと思いましたが、どうもそうではないようです。値段が少し違う

http://store.shopping.yahoo.co.jp/cocoterrace/dm-icn-ch-l494.html?ccode=ofv&pos=1&model=
別のハブダイナモホイールもあったりと、なにがなにやら分かりません。

【追記】その後、yahooショッピングでの販売元であるcocoterrace、製造元のチノンズにメールでハブの型番とリムの型番を教えてくれーとメールしましたが応答がなく、じゃあ、電話で聞いてみつかとcocoterraceに聞いたところ、「チャリパーツに詳しい者がいないので、週明けに連絡しまっする」というやりとりをした後、「スポーツ用でした」という返答がありました。ハブとリムの型番は不明、ハトメ? なんですかそれ的な? アイレットじゃないと通じないのか失敗した……というのが心もとないななという感じでしたが、スポーツ用ならE2端子の古めのヤツかなという予測がたちました。

とりあえず、注文して届いたのですが、確かにリムはHUAFENG 700Cでスポーツ用でした、パイプが両サイド埋め込まれているもので、リムテープは明らかに劣化していましたがホールなどは見えません。シングルウォールなだけか……

いちばんの問題はハブでして、DH-2N40J のシルバー 36H J2端子でした。ま、まさかの OLD93mm! J2端子はちょっと曲がっているおまけ付き。ま、まあ、

http://www.smar.cn/index.php?ac=article&at=read&did=1479
実は、DH-2N40JでもOLD100mmものはあるらしいのです。見たことないけど。メイドインチャイナの完組みで、チノンズ→ココテラスとそのままスルーして販売されているのだったらOLD100mmなのでしょう。スポーツ用って言ってたし。

で、ものが目の前にあるので、とりあえずOLDを計測してみました。

93mmでした。オギョッオギョッ。




CSG(CSグリップ)は、プログレッシブレーシングの杉村商店の通販部門のようです。現在、販売はされていませんが、いつか復活するかもしれません。

ただ、復活しても遠方の場合、地元の自転車屋さんでハブダイナモホイールを手組してもらったほうが良いです。フレとかスポーク折れなどが出た時に直してもらいやすいです。あと、将来的なグリスアップとか。ハブダイナモのグリスアップは面倒なので。

なぜ消えたかのと言うと、おそらく、自分の自転車のOLDが何かわからずに「あ、700Cのハブダイナモホイールが安い! タイヤとかもついてる!」と注文して届いたのが、実はOLD違いのハブだったり、タイヤとチューブついているけどフレンチバルブで自宅に空気入れがなかったり、クイックレリーズどうしらたいいか分からないなどのトラブルがあったのではないかと推定されます。