Saturday, February 04, 2017

後継機種が出たので語る Herrmans H-One S のダメポイント

http://www.ranobe.com/2013/06/panasonic.html
ヘルマンズちゃんはフィンランドの会社で、おもにEU圏、とくに北欧で自転車製品を売りさばいています。で、ライトは作り出してまだ数年らしく、ハロゲンの製品はありません。見つけきってないだけかもしれませんが、いつかネットにインタビュー記事があって、じぶんで新興の会社ですとかなんとか語っているのを見ました。

というわけで、世界のあちこちでヘルマンズのブツが販売されているわけではありません。

左記写真は、自転車で転倒したこともあるので、密閉が甘くなっていたのか、それとも内部の空気が冷えた際に外気を引き込んだのか、雨天走行したあとにHerrmans H-One Sの内部に結露ができている写真です。

うすく光っている2個のLEDが、いわゆるスタンドライトで、停車時点灯機能です。

世界中で物を販売しているブッシュ&ミューラーや、そもそも日本と気象条件がEU圏よりは似ている台湾メーカーだと、まず無いであろうLEDの配置です。もちろん、シマノでも無いパターンです。マルゼンでもサンヨーでも、いまのパナソニックでもYSDでも無いでしょう。なんでかというと、結露が垂れてライトやライトの端子部をダメにしちゃうからです。自分が買っていたHerrmans H-One Sもスタンドライトが点灯しなくなったので、2個目を購入していました。

LUXOS Uは、スタンドライトは上部に配置されています。SON EDULUXも。DOSUN U1はメインライトの下側にありますが、結露が垂れる位置ではなく、底部から浮かして配置されています。マルゼンだと点滅用のLEDサイド配置です。YSD製作だろう宮田のウルトラビームも下部ではありません。

LUXOS Uとほぼ同じLUXOS Bも、雨天走行後に内部結露がありましたが、スタンドライトが死ぬということはありませんでした。スタンドライトが結露で死ぬ以外はHerrmans H-One Sは色温度も良く(バイアスかかりまくりじゃねーか!)すんばらしいライトであるため、いまでもクロスバイクのメインライトにしています。

B&Mのサイヨプレミアムに一度変えたこともありますが、すぐに戻しました。色温度が好みじゃなかったからです。配光の広がりもHerrmans H-One Sよりは広かったのですが、LUXOS UやBほどではなかったのです。

なお、色温度のマイナスを差し引いても配光の広角に有利があるLUXOS Bに戻すかどうかは迷いました。LUXOS Uはロードバイクに使って余っていません。

Herrmans H-One Sも後継機種なのか上位機種なのかは判然としませんが、とにかくヘルマンズちゃんから新製品が出たので、Herrmans H-One Sもひそかにランニングチェンジしないかなー、などと思ってダメポイントをいまさらながらに書いてみました。

https://channel.panasonic.com/jp/contents/16798/
パナの足も灯は現物を見たことないのでなんとも言えませんが、内部結露が垂れてくるだろう最底部に足も灯用LEDの配置はないだろうと思います。