Saturday, January 29, 2005

新書か文庫か舞城

本屋に行って、いつもの巡回コースである「雑誌→ライトノベル→海外SF・ミステリ翻訳」を、ちょこっとそれて日本作家の文庫コーナーにいくと、煙か土か食い物が文庫化されてました。

煙か土か食い物講談社文庫、これ。もとは、講談社の新書の一レーベルからでていました。続刊というか、シリーズが、他にあと二冊出ています。いま文庫で、煙か~を買うと、続きを読みたい読みたい読みたいよー、となって新書に手を出すほか無くなるので危険です。でも、その危険をあえておかしていただきたいような、そんな感じの一冊です。

が、そのシリーズ二冊を買って「舞城舞城舞城マイヨー!」と思って、舞城王太郎の他の本に手を伸ばすのは、ほんとうに危険なので、リスクはそこまでにとどめておきましょう。阿修羅ガール、ついで熊の場所は、踏み込んでもいいかもしれません。でも、その他は、たぶん、ふつうだと受け付けないというか、素直に楽しめないんじゃないだろーかという感じです。


舞城舞城大舞城超舞城王太郎してる。part9
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1098725117/l50
舞城王太郎の新潮社における謎企画
http://www.shinchosha.co.jp/maijyo/index.html