Saturday, June 25, 2005

香港から留学生が

やってきて、約6週間ほど、ホームスティを受け入れることになりました。

地元の大学を通じて受け入れのお願いが親にあり、それを受けたものです。つい先日導入した無線LANは、留学生のためのものでした。で、ついでに、ノートPC(ThinkPad T23)にSUSE Linuxを入れて、ちょっと泣きを入れながら、ノートPCに繁体語環境を構築したんです。

留学生はブログ持ちで、そのブログを見て、自宅サーバをFedoraで立てているということは分かっていました。で、日本に来て、インターネットの接続が6週間もできないとなると困るだろうなあ、でも、Winは余ってないし、海賊版というか、割れだのコピーだのというわけにもいかないし、じゃあ、Linuxで、こっちがFedoraは使っていないから、SUSEで、でも、繁体語環境って、どうやって構築するんだ、作業的にはわかるけど途中でつまづいたら、繁体語を見ながら設定するのかねえ、よわよわ。

と、万難を乗り越えてインスコしたわけです。SUSE Linux。繁体語環境。

そして、留学生が家にやってきて、簡単な挨拶のあと、PCを前にSUSEを立ち上げ、カリコリとHDDの読み込み音を聞きつつ、スカパーのシネマセットで見たハリウッド映画で覚えたブロークンすぎる英語を使いつつ泥まみれになって、「このPCには、グローバルIPは割り振られてなくて、ローカルIPでして、しかもDHCPで割り振っているので、どうしても固定IP、いや、ロカールIPのスタティックなIPが必要で、ポートの解放が必要なら言ってくれアル。あと、文字入力の設定はー、普段は、ぴ、ぴんいん(発音記号)を入力して変換で?」と、自分でも、かなりあやしい単語と文法じゃわいと思い、冷や汗を流しつつ説明をしていると、留学生の人は

「ぼく、ノートPC持ってきています。それを使ってもいいですか(日本語)」

持ってきていたノートPCは東芝のやつでした。
あと、けっこう日本語ができるようです。ぎゃぼ、という感じでした。

第二言語は英語と北京語です(第一言語は広東語)、と紹介の紙に書いてあったのですが、こちらの(ブロークンな)英語に対して、日本語で返すことを選択したのは、こっちの英語が、てんでダメだったというわけですかー、ドラドラですかー。

いろいろと衝撃を受けつつ、英語はいつ必要になのか分からないから、もっと勉強をしておけば良かったと反省しています。スカパーのハリウッド映画からだけでなくて。つまり、少林サッカーとかを見る、ということで。


追記すると、SUSE Linuxで繁体語、香港ネイティブ向けの設定は、インスコする段階で言語を選択するさい「香港繁体」を選ぶだけだったということが分かったのは、数時間前のことでした。日本語環境でまず設定して、それを変更していくという泥沼につかる必要は、そもそもゼロだったという。