公式ページができています。WIDE POWER LEDで、ラインナップ的には中位で、さらに明るいものがあるそうな。
http://cycle.panasonic.jp/accessories/light/nskl135/index.html
足下灯付きのハブダイナモ用は約3,300カンデラです。停車時に点滅機能があることが判明しました。足下灯が点滅するようです。おお。
http://cycle.panasonic.jp/accessories/light/skl129sk/index.html
明るさの目安が、カンデラ値の大きさと一致せず混乱があるようです。NSKL134とNSKL135は防滴構造マークが無いなど、まだ出来てから間もないサイトのようで摺り合わせはこれからという感じです。
もしかしたら、足下灯の漏光のために穴を貫通させているから防滴でないとか? いや、さすがにそれは無いでしょう。NSKL135は、送料込みで約2,500円内外のようです。
とりあえず、気になっていたブロックダイナモのNKSL134を買ってみました。時速15km時の中心光度は約2,800カンデラ、周辺が約1,000カンデラです。
先にまとめ。割りといいです。
パナソニックの軽快車を買って、ブロックダイナモとしてNKSL134が装備されていたら、マグボーイのMLC-1シリーズに替える必要はないでしょう。マグボーイと違ってメタルのローラーなので、割りと強い雨の中でかっ飛ばしてもスリップしないでしょう。(マグボーイも、雨の中であっても速度を出さなければスリップしません。抵抗を軽くするために、あたりを軽めに調整していればいるほど、スリップしやすくなります。それはトレードオフです)
NSKL-134が装備されていても、ハブダイナモ化してMLI-1ALにするのは効果があります。
発電量は6V-1.5Wのダイナモになっています。もしかしたら、吸収されたSANYOの中の人の執念というか矜持で、StVZOのOneFiveあわせにしたのかもしれません。4.5V-1.2Wや、6V-1.2Wでもいいはずですもんね。「俺達も1.5Wのダイナモを作ったのだ!」と。「コストダウンでマグネット
裏面に取付図あり。ボルトとギザワッシャー、ネジなどは一緒にパッケージされています。
取り付け部は共通規格化が進められているので、ヘッド部の取り外しは簡単です。ブリヂストンのものやマグボーイのものとも置き換えが簡単です。ヘッドのサイズが極端に大きくなければ、さくっと替えられます。アーム部から替えるとなると辛いです。
ローラーは金属製です。SKL097比で約20%軽いといういつもの金属ローラーです。あれ、でも、6V-2.4Wのダイナモの時に同じ直径の金属ローラー採用でも同じ売り文句だったような……
トータルで何%軽いのかは分かりません。軽くなっていたら、速攻で宣伝文句にするはずですので、SKL097比で約20%軽くなっただけと見ていたほうがよいでしょう。
溝は斜めに切ってある最新版です。ローラー軸のサイドとマッドガードにあった支柱部分はないタイプです。点灯用のバネ部とダイナモ部の継ぎ目を覆う部分のマッドガードの切れ目はなくなっています。部材の取捨選択はちまちまとなされているようです。
金属製ローラーで漕ぎが軽いものがパーツ取り換え無しで選べるのは、今のところ日本だけです。古くからある直径が小さい金属ローラーのダイナモは海外でもあります。ゴムローラーは大小えらべますが、ドイツのDymotecか仏国のAXAで直径が違うものから選ぶという感じです。
日本のように、マグボーイのMLCとMKS2、パナのSKLシリーズから選ぶというようには行きません。ブロックダイナモは日本がトップの環境だったのです。なお、スポーツ車向けのハブダイナモだとドイツかオランダになります。低価格帯向けの軽快車用ハブダイナモだと、に、日本かな? ちょっと価格が上がると、点滅でない点灯テールランプありのドイツの方が安全でしょうか。
ドイツのブロックダイナモの、別売り全天候用ローラー。eBayでも送料込みで2,000円と、日本でブロックダイナモが買えるお値段です。
小雨でも街灯や、遠くの学校でナイターかなんかの照明が煌々と輝いて、ISO1600での配光のみ確認撮影になっています。以降の写真はすべてISO1600で撮影されています。うーん、分からないな!
たぶん、実売2,000円以下で販売されるはずですので、マグボーイのMLCシリーズとの比較検討対象に十分なると思うのですが……パナソニックだし。
えー、中心に明るいところがあって、周辺との違いが分かる配光です。軽快車のサイドに取り付ける場合の最適配光は、タイヤの影に、もっとも明るい中心光がかからないようにすることだと考えています。700Cのタイヤのクロスバイクに取り付けていても、中心光がタイヤの影にならなかったので、29erで太いタイヤとかファットバイクでない限りは中心光はタイヤにかからないはずです。まあ、そんなバイクにブロックダイナモをつけるかってーと、そもそも取り付けられないと思いますけど。
NSKL134は、暗くない、いや? 明るい? 小雨で速度は乗りませんでしたが、アスファルト路面にでかいものが落ちているかどうかなどは判別できます。
色温度は低め。あれ、これ、かなりいい感じかも?
周辺光が約1,000カンデラなので、スポット部を極端に上にむけなければ、眩惑度合いも減らせる計算です。
サイドからの様子。真横からでも余裕の認識です。
同じ条件で撮影した、BRIDGESTONE BD-L3。BD-L3は中心光が約2,500カンデラで、周辺光が約1,350カンデラです。
照射角度を水平に近づけた場合は、周辺光が明るい分だけ、眩惑度合いも、NSKL134よりもちょっと上になるでしょう。
参考のHerrmans H-one S。シマノのスポーツ用ハブダイナモに接続。95LUXの速度にはなっていませんが、さすがに、最も明るいです。
Herrmans H-one S プラス BD-L3
とりあえず至近距離からも明るいので、しばらくこれで運用していました。NSKL-134でもアリかな。むしろ、自分の色温度の好みだとNSKL-134がいいかな。ただ、青白い光も夜行性物避けになるらしいので、青白いもののほうが組み合わせとしてはすばらかもしれません。
同じ条件で、MLI-1AL。軽快車の6V2.4Wハブダイナモにつながっているので、やはり明るく見やすいです。負荷も軽いし。しかし、周辺が明るいのでよく分からないという。
20インチ小径車でブロックダイナモのMKS-2 約1,900カンデラモデル。小雨ふるなか、わいはいった何をやってるんや……
NSKL-134と同じような配光ですが、さすがに中心光の部分はスペック通りの結果になっています。いまは無いモデルなので、約2,500カンデラのMLCと換装すべきなんですが、MKS2とMLCとは、じつはローラーの軸の長さがちょっと違うため、MKS2がバッチリの車種だと、MLCへの換装が面倒なのです。
Peter White cycleリスペクトで、車輪を回す外部動力とフォークプラスホイールを用意するべきなのか。