Sunday, February 28, 2016

Let's Go なまけもの 31話 辻村鼻水垂らす回

表紙からは最新話かどうか分からない、Let's Go なまけもの 31話が出ていました。さくっと購入して読了。

今回は辻村が鼻水を垂らす回でした。竹井の出番は扉絵のみ。各駅停車の旅にはまだ出ていないようです。辻村が手を曲げて自ら滅んでいく横の卓では、茜が中根に飛ばされまくって熱くなってその後の食事の予約も蹴ってノーレート麻雀を続行してまた負けるという悪循環に陥ります。辻村は負けた際に、野口に対して「いずれ痛い目を見るだろう」ということを言いますが、1~3巻部分で、すでに野口は痛い目を見ています。

その局で痛い目を見た辻村は、同じ卓についていて負けた黒岩が勝負続行を主張するのに乗って、沈んでいる状態で勝負を継続します。ツキや流れ、波などのオカルト等と関係無く、黒岩は熱くなっているので正常な判断が難しくなり負けが込んでいく状態です。負けてはいても、まだ冷静さが残っている辻村が凌ぐかどうかでしたが、主人公でもないので鼻水を垂らす展開になります。相手がワニ蔵でなくてよかった辻村はラスで終り。

主人公側なのに、茜はその卓の横で負けを追加して、さらに勝負を続行することを主張して泥沼になっていました。野口が中根を卓から強制退場させて収束にむかいます。その際に、中根の主張が野口のスタイルと被っていたのは、これから先に暗雲が立ち込めているということが示されているのかいないのか。

先に竹井が退けたけれど強キャラっぽい古屋とキャラが被っているので、古屋に負けるフラグなのかもしれません。別の賭場・岡田のマンションで高レート卓で河村を沈めていった乾も、作者のスターシステムから行くとロバート相当ですので、出てくれば野口も危ういかなと。





たみぃさんこと田村はラスベガスでポーカーにはまっている(27話より)ので来ないそうです。田村がきたら、竹井とガチ鉄火場ですのでしょうがないところです。早々に怠けていられなくなる。

別の場面で、悪い不動産屋さんである堀江興産さんが、辻村、古屋以外の強い打ちてを立石に紹介して欲しいといいます。古屋と辻村を紹介して、これ以上はちょっと確かなアテもないので、競技麻雀からはどうですかと薦められます。

が、競技麻雀選手中、高レートまで打つ面子で一番強いだろう野口が敵であることが、ここで調査しただろう堀江興産さんに分かります。

ここの堀江興産さんのセリフの書き方がミスリードの可能性もあります。「競技麻雀最強の男というのもやっかいだな」は、野口のことを言っているはずですが、スターシステム的に、「競技麻雀最強」に該当するキャラが幾人かいるためです。

「高レート麻雀の場にひっぱってくるのがやっかい」だと、古屋、乾以外にもうひとり出てくるのかもしれません。三麻もないだろうし。別の作品のアッパーカットだと、競技麻雀最強は緑川で、連れてくるのも「やっかい」で間違いありません。

麻雀マンガですので、話全体の最後は一つの卓を4人で囲むことになるはずです。最後の勝負の面子に竹井が入るかどうかですが

「竹井、野口、乾、古屋」
「竹井、野口、茜、乾か古屋」
「竹井、野口、その他(青柳か鎌田相当)、乾か古屋」
「竹井、茜、乾、古屋」
「竹井、茜、その他(青柳か鎌田相当)、乾か古屋」
「野口、茜、乾、古屋」

自分は読んでいないので分かりませんが、麻雀小僧につながっているかもしれないということで、茜も最後の卓に入ってくるのかもしれません。

茜名義のプライベート・バンク口座(香港HSBCあたりとして)に多額のお金がある設定までたどり着くなら、ラスベガスじゃなくてマカオに河岸を移していたとかなんとかにして、田村の出番もないものか。