Sunday, January 29, 2006

個人型401k(確定拠出型年金)の運用会社

あいかわらず、個人型401kについて調べています。個人型401kは、全体の加入者が3~4万人しか加入しておらず、企業型401kの加入者数百万人のオマケ扱いです。提供される商品も企業型にくらべて不利なものが多く、そもそも不利かどうかを調べることすらできない。あるいは調べることが困難な状況です。

とくに、ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理に納得・信奉しているランダム・ウォーク派の人間にとってのみならず、あまねくすべての投資をする人間にとって重要な、信託報酬(運営側に支払うお金)・コストの情報が、まったく開示されていない場合があります。開示されていても、仮のIDを入手しないとアクセスできない別サイトのわかりにくいところに小さい字で記入されていたりと、やりたい放題です。で、やっと商品についての詳しい説明見つけると、噴飯ものの信託報酬が吹っかけられていたりするわけで。いくつか調べる内に、隠しているようなところは最初から調べるだけ無駄ということが分かりました。

信託報酬の低いところを探すという地味で細かい暗黒宝探しを続けたどりついた答えは、「個人型401kで、いまのところ、信託報酬が低い投資信託が選択できる会社は少ない。もしくは無い」という悲しい現実でした。悪い夢かもしれません。

ソニー生命:確定拠出年金:個人型運用商品
信託報酬 純資産総額に対して年0.70% (税込0.735%)の外国株式インデックスファンドがあります。これにプラスして、諸々の手数料、監査報酬、年間の管理料金を加えたものが真のコストになります。

E*TRADE Japan 個人型年金プラン 運用商品一覧
信託報酬は0.84%で、プラスして諸経費の外国株式インデックスファンドあり。積み立て資産が50万円以上になると年間の管理手数料が無料なります。

いずれにしても、企業型401kにある信託報酬が0.3%以下の外国株式インデックスファンドにはおよびません。引き続き探していきたい所存です。いま某金融機関、というか百五銀行の確定拠出型年金で、個人型401kで信託報酬が0.27%以下の外国株式インデックスファンド見つけています。以前に2chのスレにも書いてあったような(というか、自分が書き込んだ)。が、企業型401kの誤表記の可能性が高く確認しているところです。メールだと無視されるかもしれません。で、電話で尋ねると、質問の趣旨をまったく理解してもらえないとかが非常にありそうで嫌な感じです。誤表記の確率98%。同じく取り扱っている外国債券インデックスファンドの信託報酬が1.05%なので、まあ、だめだろうという予想です。通常、株式投信の信託報酬が、債券ものよりも低いということはありえなません。だが、有り得たのだ、そういう菊地秀行描写方式を期待したいところなんですがー。

関連リンク
モーニングスター [ 401k(確定拠出年金)ポータビリティガイド ]

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