Saturday, May 11, 2013

ETCカードでの支払いだけは出来ていたので、世界の果てまで何マイルを思い出していました

世界の果てまで何マイル (ハヤカワ文庫SF)
http://book.akahoshitakuya.com/b/4150110352

しまなみ海道行きは冗談抜きで余裕がなくカツカツで、潤沢に使えるのはETCカードでの支払いだけという状態でした。クレジットカードもあるにはあったのですが、支払いを先送りにするだけなのでそうそう振るわけにもいかず。

ガソリン代をセーブする走行と、最後に1,000円単位のセルフ給油でちょこっとだけ給油して、満タンにしなくても家にたどり着ければいいやという、なぜ、ゆるゆるしまなみライドが、谷甲州の戦闘描写みたいになっているのだろという疑問は解けないままでした。

おみやげ代だけはなんとか捻出して、今治駅の食堂で鯛めし400円とサービスエリアでの細かい食事は取り、家から持ってきたグラノーラバーとガッツギアゼリーは温存して最後まで補給食は放棄せず自転車走行への希望は残していました。でも、結局は自転車で走行は数分という結末になったわけです。

しかし、いくら資金不足とは言っても、車で四国への橋を渡るためにはETCカードでの支払いは必ずしなくてはなりません。ああ、このETCカードはクレジットカードと連結しているのだから、これで何かを買えれば、いやいや、それは数ヶ月後に死を見ることになるわけで、どうしたものか、あまいもの食いてえ、この前の生うに・いか丼ライドと、保険代金のかさなりさえ無ければ……でも、ボディブローのように効いてくるガソリン代が痺れる。保険といえば、年間走行距離を5000kmで申告して入ったけど、なんか、もう2000km突破しそうでヤバイ。事故った時保険金おりねえ。

で、ETCカードで小口決済ができるなら、これはなんだろう、車用ガソリンカードでの支払いに紛れ込ませてキャンディバーとかチョコレートバーとかコーラを飼う。確か何かで読んだような、そう、世界の果てまで何マイルだ!

そんなことを走行中に考えていました。なお、世界の果てまで何マイルは最後まで読んだのですが、ガソリンカード(か、クレジットカード)で、チョコレートバー買うことしか覚えていません。ガソリンをいったん購入して、そのガソリンを売って現金を調達という技も覚えていました。あと、そのガソリンロンダを許してくれないクソ店員とかも覚えています。

が、肝心の話は完全に忘れています。世界の果てまでは、500マイルのドライブぐらいだったなという感じ。短いなあ。記憶力も。