Saturday, March 29, 2014

人吉で餃子を食べて輪行かな

 人吉 餃子

どうも、茶びんが目あての店だったのではないかという疑問が出てきました。行ったのは松龍軒という、これまた名店らしい餃子屋さんでした。もう一つの、人吉の餃子名店・思いつきの店は閉店になっていました。悲しい。

松龍軒は、地元でもあまりないタイプの餃子で、羽なし餃子なのにパリパリしています。一つ一つの大きさも有り、餃子だけでメインを貼れるタイプでした。香港系? 酢醤油も酸味が効いていて、人吉の地で独自発展した餃子を味わえて満足でした。単品でそれだけを食べに人吉に行こう! ってなことにはなりませんが、青井阿蘇神社、夏目友人帳の舞台探訪で人吉を訪ねた時には、立ち寄って損はないと思います。

以下、餃子話。

人吉の松龍軒で食べた餃子は、餃子の李の皮が厚いものとも、ぎょうざ一番の具にバリエーションがあるものとも違います。近い店だと、香港でしょうか。とにかく、地元の餃子はせっかちな客層に合わせた最適化が図られており、「でかいと焼くにも蒸すにも時間がかかる」「じゃあ、小さくしよう」「パリパリ感は羽でだしゃあいいんだろ!」という、博多ラーメンと同じようなことになっています。

餃子は中華料理屋系で、中華系の伝統がありつつも、長年営業していて、水餃子でなくいわゆる鍋貼餃子として日本に最適化した店でないと思うような餃子を食べることができません。

鉄板中の鉄板鍋貼だった、味の素の冷凍餃子が「水がいらない」になってダメダメ化したために、餃子放浪の旅は続くと思います。ホワイト餃子系は、小さい割に油がきつくて自分にはあいませんでした。

桜の時期に西公園に行く場合は、公園入口の「すえみつ」がおすすめです。色々とギリギリの食材の酸味がまたすばらしいデッドボールぶりです。食べた翌日には確実にお腹を下すけど、つい食べに行くという人もいるぐらいの名店です。


人吉駅から輪行で帰ることになりました。写真は、 マルト(MARUTO) 輪行袋・日本製 ツアーバッグSMART ブラックの、新幹線車両後部への収まり具合です。前輪だけ外す輪行袋と違い、自動扉から車両内に入ってきた人が接触するおそれはありません。バッチリでした。

写真でパッキングされている自転車はホイールベースが長めのDEFYなので、レース向けの自転車ならさらに場所をトラないと思います。

ツアーバッグスマート 輪行編【㈲大久保製作所】 輪行袋
https://www.youtube.com/watch?v=nrzVUugZ2ag
ただ、エンド保護金具が無いとダメそうな感じはあります。サイコンがワイヤレスじゃないのも意図的なようなー。ワイヤレスだと、今回、フロントフォークにつけたセンサーが外れかけてしまいました。カキンカキンという音で、マグネットが傾いていてスポークと接触しているかと思ったら、タイラップで固定したセンサーがはずれかけてまがっていたという…

なお、コンパクトクランクのDEFYですらチェーンリングカバーは必須だったので、標準ギアのレース向けロードバイクでも、チェーンリングカバーは必要です。サドルを下げればいけるかも、ぐらい。普及して数が出るまでは、わりと高くつくかもしれません。

丸くまとめることもできるし、平たいハンドタオル状にしてサドルバックを包んだり、ボトルの外にくくりつけたり、トップチューブに固定したりと色々とできそうな点は、既存の輪行袋よりも進化したところだと思います。

なお、ムーヴのハッチには横置きでは入りませんでした。シートを倒して縦に置くなら入りかもしれませんが、その場合はディレイラーハンガーの保護が必要になるでしょう。