Wednesday, January 03, 2007

au使いに最適なクレジットカード

日本テレコムカードに変わる、お得なクレジットカードを求める個人的な旅が、ついに終焉を迎えそうです。というか、携帯電話でauに加入したので、KDDIカードが個人的に最適ということになりました。

あとは、JCB、UFJニコス、セゾン、TSキューブのどれを選択するかです。auの支払いは、いずれかのKDDIカードで行う予定のため、ゴールドでない一般カードの場合には年会費は無料になります。そして、クレジットカードでの支払金額のほぼ1%(端数切り捨てのため、完全には1%にはならない)が、KDDIからの請求に充当することが出来ます。

KDDIが提供するオフィシャルクレジットカード「KDDI THE CARD」
「KDDI THE CARD」:お申し込み 各社の比較
公式サイトで、簡単な各社の比較ができます。QuickPayが標準搭載かどうかと、付属する保険が大きな違いです。

UFJカード-KDDI THE CARD UFJカード
KDDI THE CARD《セゾン》|SAISON CARD
KDDI THE CARD JCB|JCBカード
KDDI THE CARD-TS CUBICカード-
細かな特典の違いがあります。家の近くに西友があるかどうかが決め手かもしれません。

KDDI THE CARD 2枚目
2chでは、UFJの旅行傷害保険が高い評価のようです。クレジット板らしく、審査の厳しさも評価対象なのが、なんというか世紀末救世主伝説風でステキ。セゾンが優しいそうです。当たり前と言えば当たり前ですが、セゾンポイントは付かないことに注意。

ポイントに関しては、ポイントを貯めるということはせずに、毎月、auの支払いに充当するというのがよさそうです。決済引き落としの金融機関の預金金利分だけ、ポイントで貯めるよりもお得です。スルガ銀行のネットバンク支店を引き落とし金融機関に指定して、手数料無料の時間を狙っての振り込みの手間を惜しまなければ、ネットバンクの利点を最大に活かすことが可能です。日銀が金利を引き上げれば、普通預金の金利もあがるため、さらに有利になります。

気になる点と言えば、KDDI THE CARDはサービス開始して1年にならないことです。最初の数年は条件を良くしておいて、後に条件を悪くするというのはカード会社の定跡です。1%の還元は、0.5%還元に引き下げることが織り込み済みの場合が多いのです。その罠が仕掛けられていないことを願っています。

使用している携帯電話がNTTドコモの場合でも、お得になるクレジットカードがあるようです。こちらは詳細までは調べていませんが、公共料金をまとめて支払っているような場合は、現時点では有利な模様です。有利な分だけ、還元率の改悪がある可能性が高くなるのですが。

NTTグループカード-クレジットカード-公式サイト
NTTグループカード part4

2ch クレジット板
2ch ポイント・マイル板
Yahoo!ファイナンス - クレジットカード情報
その他、ガソリンをどこで給油するかなどで、有利なカードを調べるなら。


以下、読む必要の無いこれまでの経緯とポイント、マイル等に対する私見。

日本テレコムカード(イオンのジョイント)カードを長らく愛用していました。かつて使っていたプロバイダがODNだったこと、イオン系ジョイントカードであったため年会費が無料で保険料金が年間70円のみ、日本テレコムの通話料金支払いだと5%のポイントが付くというカードでした。さらに、通常の買い物でも1000円の使用で10ポイントが付与され、そのポイントは1P=1円で毎年郵便為替でキャッシュバックされていたのです。つまり、クレジットカードで支払える全ての代金が、ほぼ1%引きになるという特典がありました。(端数切り捨てがあるため、完全に1%戻ってくるわけでは無かった)

日本テレコムカードは、amazonやasahi-net等の支払いで大きなプラスになっています。特に書籍をamazonで買う場合は、わざわざ金券ショップを利用して図書カード、図書券を購入してから地元の本屋で買うよりも有利です。日本テレコカードに限らないのですが、amazonの場合は、さらに、ファンの作家や知り合いのサイトでamazonアソシエイトを行っている場合は、そのサイト経由で買うことも出来ます。

で、日本テレコムカードで、何の不満も無かったのですが、日本テレコムはソフトバンクに買収され、日本テレコムカードはソフトバンクテレコムカードになっています。自分の日本テレコムカードは2007年の5月までが有効期限で、郵便為替によるキャッシュバックなどという素敵なサービスは終了するであろうため、移行先を長らく探してきました。

まず、いままでが日本テレコムイオンカードだったので、イオンカードを考えましたが、

AEON CARD NET BRANCH - ときめきポイントとは《初めての方へ》
http://www.aeoncredit.co.jp/tokimeki/guide/index.html
還元率0.5%で、JCBギフトカードにするには年間に100万円支払いをする必要があり選択から外れました。ご丁寧に『日本テレコムカードは対象となりません。』と書いてあるのが、哀れを誘います。日本テレコムカードは、少額であろうと問答無用で郵便為替送付だったため、やはり有利過ぎたようです。

ソフトバンクテレコムカードってどうよ?
同じく、移行先をもとめて難儀している人がたくさん。

で、その他の高還元をうたうカードも調べたのです、というか、継続して調べ倒していたのですが、が、ここ最近で還元率の低下が目立ち、さらには油断すると支払いがリボ払いになって、多少の還元は吹き飛び、むしろマイナスになるようなカードばかりだったのです。とくにマイルが貯まる系は自分とは相性が悪いため難儀していました。

つうか、多くの人の場合でも、マイルが戻ってきても「1マイル約2-4円テラトクスwwww」というのは、はたして本当にそうなのか? という疑問があります。流動性がかなり低い利子の付かない短期(だいたい2年)社債。それがマイルや各種ポイントの本質ではないでしょうか。社債のリスクに対して取るリスクプレミアムがゼロ、金利上昇局面ではむしろマイナスリターン(おおむね、普通預金の金利分マイナス)になります。さらに、条件改悪のたびにリターンは下がります。

現時点では、スルガ銀行ネットバンク支店の場合、普通預金の金利は年率0.3%です。さらに、スルガ銀行VISAデビットカードの支払いでキャッシュバックは0.2%が口座に振り込み。ソニー銀行ほかの主なネットバンクだと普通預金の金利0.2%です。プラス、金融機関提携のジョイントカードのポイントなどが付与されます。

ポイントで貯めている額×預金の金利分(もしくは物価上昇率分)だけ、ほんとうはマイナスリターンになっているということは、常に頭に置いておきたい感じです。

スルガ銀行ネットバンク支店
金利・外国為替相場 - スルガ銀行ネットバンク支店
スルガ銀行VISAデビットカード
【即時決済】スルガ銀行VISAデビットカード21枚目
Yahoo! ファイナンス - 金利情報 普通預金・通知預金・貯蓄預金: : 全国

個人的には、マネックスセゾンでも良かったのですが、マネックスでのMRFの利回りが、スルガ銀行のネットバンク支店を下回っていたので、スルガ銀行のネットバンク支店の方が話題にあげるには好ましかったです。マネックスセゾンのセゾンポイントをauに回す場合、金利が1%を越えないと、KDDIカードの方が概ね有利ということもありました。マネックス証券で、ウエルズリインカムファンド等に数百万円単位で投資して放置しておける場合は別の解が出てきます。