だいたい、195分、約100km、700kcalという案配です。漕ぐのがうまくなったなあ、というか、消費カロリーが少ないような。その前に実走が一時間で約20kmぐらいです。なにか、こう、もしかすると、ダイエットの範疇では無いような？ 別に競技に出るわけでもないのに。競技に出るなら、もう少し負荷か速度を上げないと、いや、そうでは無しに。
内省して、なぜ、なんとなく、だらだら（あ）と漕いでしまうのかを考えました。最初の40分ぐらいまでは、もう、義務感でありやめたい気分満点なんですが、一時間を過ぎるとセカンドウインド状態というか、膝が痛まなければ、こう、ふわふわと飛んでいるようなヤバイ感じになって、思わず両手を左右に広げて飛んでいる気分とかを味わえてしまうぐらい不味くなってくるわけです。思考も堂々巡りで、単語を並べて考えるようになります。あんぱん、蕎麦、ラーメン、替え玉、とんかつ、とか。
で、少し休憩を入れて、砂糖、コーヒーシュガーを溶かし込んだコーヒーを飲むと、またしばらく思考する能力が戻ってきて、ああ、とりあえず体を追い込んで洗脳するってのは本当なんだなあとか考えるようになって、十数分で、また何も考えなくなってきて、なんか座禅を組んでいる禅僧みてー、あー、これは座禅じゃなくてエアロバイクでエアロ禅だなあ、このまま悟りが開けちゃうかも、さらに十数分後には、むしろ、もう悟ってね？ という、それは狐狸禅じゃなくて野狐禅か魔境ですかといった具合です。それはそれとして、野狐禅というバンドがいてびっくり。
実際の自転車だと、交通状況や路面状況を見ていかないといけないので、なかなかハイな境地には達しません。速度を上げると、連続した状況判断に追い込まれるので、ちょっと楽しくなりますが、信号などで停止するので、長時間やばい状態が続くものではありません。固定ギアだと、またさらに別段階があるようですが。