Thursday, December 06, 2012

サンデン電装のZ-5が届く 4.5V-1.2W

 amazonのマケプレで注文していた、サンデン電装のブロックダイナモZ-5が届きました。4.5Vー1.2Wと、あまり見たことの無い数値でした。
 JIS規格の10mで400カンデラは余裕のクリアで、グラフからは時速15kmで1400カンデラぐらいまであがって、あとは頭打ちであることが分かります。
日本製の高輝度ホワイトLEDを2個使用しています。バラしてチップを確かめようと思っていましたが、防水処理のためかガッチリ融着されていて果たせず。

面倒なので、サンデン電装に電話して聞いてみました。

Z-1が現行モデルでもっとも明るく、0.5WのLED、後からでたZ-3は0.1WLEDを昇圧かどうかして使用、キャパシタ入りで走行後の停車時に、左右のランプが点滅する。Z-5はZ-3の廉価版で、停車時の点滅無し。

Z-1よりも明るい商品があったが今は廃盤になっているということでした。



たぶん、Z-2 200のことだと思います。1W LEDを明示しているブロックダイナモはこれだけです。

Z-1が0.5W、Z-3,Z-5が0.1WのLEDということで、じゃあ、現行製品の明るさはZ-1が最高なのかと聞くと、Z-3、Z-5もあんまり変わらないそうです。LEDチップが進化した分がフリーランチになったのかもしれません。


ブリヂストンのLEDスリムダイナモランプ(BD-L2.A)も0.1WのLEDが二個で、4.5V1.2W表記です。もしかしたら、中身おんなじかも。装着はしていませんが、手で回したのと、レモン・レボリューションのフライホイールで回転させてみた感じでは、スポット配光でした。カタログスペックだけなら、マグボーイ2の方がよさそうですが、組み合わせて前提だと、スポット、ワイドの両方に対応しようとしているものより、スポットならスポット配光のほうが配置しやすくなります。一個はスポット、1個はワイドがよいわけです。


ほかにも調べていると、自転車用のダイナモの国内売りの流れとしては、明るさではなく軽さを追求するようになっていました。また、1WLEDのせまいグローブに密閉するのはどうも面倒らしく、発熱の処理が追いつかないみたいで、体積の大きいウルトラレーザービームに1W越えが内蔵されるぐらいになっている感じ。ガワをアルミにすれば放熱性能は一気にましますが、そんな金をかけることはできないようです。もうちょっと、購買層が厚ければー。

Z-5でなっとくできなければ、非接触の磁石の働きを利用したライトをつぎは探していきたい。