Sunday, April 11, 2004

ミッション:チャリのパンク修理

前輪がパンクしたので直そうとする。がんばれLGS-TR1。
「クイックリリースなんで楽勝、前輪だし」
後輪はチェーンがあるので面倒くさいけど、前輪であるため、ブレーキワイヤーを
はずしてレバーを倒して、はい、前輪取り外し完了。

ま っ た く か ん た ん だ。

キュルキュルっとエアチューブのワッシャーをはずして、タイヤの中の異物を確認して、
水試験で穴を見つけて、あとはサンドペーパーで磨いてノリ付けて、ちょっと乾くの
まってパッチあてるだけー。

とか思って、ノリの缶を手に取ると。
「ノリ(ラバーセメント)が固まっていました」
http://www.maruni-ind.co.jp/challenge/index.html
上は、MARUNIという、ラバーセメントの会社。
この会社の缶入りのラバーセメントが定番修理道具なんだけど、缶のフタが密閉不良に
なっていて、さくっと固まっていました。
ちょっと、鼻水出ました。

しょうがないので、車でラバーセメントを買いに行くと、缶入りは売り切れで、ノリチューブ入り
パッチセットを買うハメに。さあ、だんだんあやしくなってきました。

家に帰って、パンク自体の修理は簡単に終了。タイヤがけっこうすり減っていて、梅雨前に
変えた方がいいかな? という感じ。
で、クイックリリースなんで、簡単にはめて修理完了とか思っていたら……
はまらねえよ、このクイックリリースタイヤ!
なんか、もう全然ステテコリン。
実は、ハメ方をしらない(勘違いしていた)だけだったという。

あとでわかるタイヤのハメ方には気が付かず、汗まみれになりつつ、
とりあえず分解してみる。これがさらなる悲劇の元に。
「えーと、えーと、とりあえず、軸を抜いてみるかなー(まちがい)」
「軸は簡単に抜け、え、なんか、小さい鉄のボール? ボールベアリング?」
粘度の高いグリースを使用していたために、軸受けの中のボールベアリングが、ぶっちょと
軸にくっついて転がりでました。もう、この時点でかなり半泣き。
「あうーあうーあうー」
よくみると、反対側のボールベアリングも、油に引っかかって車軸の中に転がり落ちていたり。
死にたい気分満点。

汗とグリースと涙にまみれて、磁力付きのドライバーで、中に転がり込んだベアリングを出して、
再セット。そして、なんとか強引に前輪をつけて、さあ、これから、なにをしようかってーと
「自転車屋に行って来ます」
お店あけてて、まっててくらはい、し○はらサイクルさん。