そういや、伊勢神宮にまた行きたいなあなどと思っていましたが、とても無理なので、伊勢神宮の遷宮で出てきた木材をリサイクルしている桜井神社へ行こうとなりました。心臓か食道、どちらが傷んでいるのかを確かめるという意味もあります。
海沿いまで出て海岸沿いを西に行く作戦です。見たこと無い場所にも行くことができました。
海沿いを行きます。とりとめのないことを考えていました。記憶が飛んでいたりする局面も。
同じ道、同じことなのだろうかとか、いやいや、自転車だと少し速度を上げて負荷を上げれば、いままでに無い経験が簡単にできる。そういえば、スケートの清水選手のトレーニングだと仮脳死まで行くとかだったなあ。
そんなトレーニングはしないし、新しいコースってのもそうそう選ばないけど、行ったことのない脇道を行ったりはしている。なんでなんだろう。自分はなぜ脇道にそれて自転車でいくのだろうか? 行ったことのない土地へ行くことを目指したほうがいいのではないか。例えば、バーチャルサイクリングでも、かなりの風景写真を見ることができる。
そういえば、舞台探訪だと見えないものが見えてくる人もいるらしいけど、過呼吸や脱水症状の幻覚でなしに何かが見えるというのは凄いことだよなあ。そもそもの元ネタ作者も何が見えているというのだろうか、などなど。
当面の目標であるパン屋と海沿いの食堂が見えてきました。
パン屋はゾンネンブルーメ
食堂は魚庄です
津屋崎という土地を舞台にしたドラマが最近ありましたが、津屋崎も行ってみたいなあ。とくに、宮地嶽神社は行ったことがないので行ってみたい。宮地嶽神社は正月だけでなく、毎月の晦日には朔日参りという儀式が行われていて夜店まで出るとか。
hhttp://www.isejingu-kankou.com/etc-tuitachi.html
伊勢神宮の朔日参りがもっとも有名だそうです。
昼食兼補給で甘いものを。チョココロネで胃酸がどう出るか。コース的にもアップダウンが大きくなり、風が強くなります。風よけで一本裏の道に入ると、まだ見たことのない道を行くことになります。海沿いの大きな道だと風の通りも大きいのか色褪せた風景なのですが、一本入ると海の近くでも風景が変わってきます。微妙に色がカラフルになってくるという。民家に植えられている花や木々の色と、道がせまいために陽光の反射の具合いが違うのでしょう。
夫婦岩。道中はアップダウンも有り、風も有り。ペダルを漕いで分かったのは「あれ、クッソ甘いもの食べてから坂を登ると胃液が出るのは当然としても、心臓もバクバクだから、問題の切り分けできないんじゃないか?」
分からなくなったので、参拝に向かいます。
桜井神社です。
伊勢神宮の遷宮で出た木材は、各地へ送られる模様。桜井神社もその一つのようです。
この看板の奥にも社があります。
http://www.sakuraijinja.com/sakuraidaijingu.html
鳥居は、さらに前にあった遷宮の時の木材だとか。
茅葺きなのか。
戻ってきて撮影。
楼門が見事。
あとは風まかせで帰りました。クロスバイクで合羽も持ってきていましたが、雨がぱらつく前には帰り着くことが出来ました。
なぜか無性に食べたくなるたこ焼きを食べることも出来てよかったよかった。