Friday, February 08, 2013

いきなり団子 自転車御守収受ライド 後編 御守の霊験あらたそー 帰路でコケてもダメージは少なかったです

ranobe.com: ぐでぐで熊本いきなり団子紀行 前編

続きです。

 水前寺公園でいきなり団子を食べて、お土産の宅急便発送も終了しました。団子は冷蔵・冷凍もので、クール宅急便にて発送。冷凍のままなら1ヶ月はもつそうです。
浮島神社 - Google 検索
浮島神社へ向かいます。あいかわらず、天候はどんよりしています。バスを使うと一時間ぐらいかかるそうですが、自転車なので、道なりにナビに従って行くと、迷わずで30分でした。
 くるくると周囲を見回し青空探し。集中力と体力が完全に途切れています。畑の中には、ささった棒と黒いビニールが見えます。露地にビニールの意味は分かりますが、棒にクロビニールはなんなのか分かりません。
 走る事に集中できませんがナビの力で浮島神社になんとかたどり着きます。

自覚症状がある分だけでもいろいろと不具合がでてきていました。睡眠不足なのか補給不足なのかかざむきが悪いのか大気汚染がひどいのか、その全てなのか。
 浮島神社の由来となったであろう浮島がたしかにあります。
 透明度はひくめ。ホテイアオイっぽいのが浮いているので、これで水質浄化が試みられているのかもしれません。微細気泡発生装置が効果あるなら、それを設置するといいのかも。
 水郷ということです。風郷とか土郷とか火郷とか光郷とか闇郷もあるにちがいありません。
 えんぎ。
 浮島神社は池の横にあります。
 浮きで釣りの御守り。神主が自転車乗りで自転車御守というのは分かります。しかし、浮島で「う(わ)きしまー」とはならず、むしろ強固な縁というのはありなのかなしなのか。
 本殿。
 なんというか知りませんが、中の布が自転車がらみの色っぽいのがさすがです。チェレステかアルカンシェルかってなもんですたい。
 鉄棒? いいえちがいます。
 ロード乗りには便利な自転車かけです。クロスバイクでスタンド有りだと使いませんでした。

この後、さくっと御守を2個入手しました。残り3個でした。

熊本の水神 夫婦神の浮島神社 (ukkywaku)さんはT
ツィッターで残りが分かります。

ああ、そうか元警察官の神主でしたか。なんか、言われてみると納得のカタギでなさげな雰囲気。

少し会話して、阿蘇山までの時間を聞きます。寄るつもりはありませんでしたが、LUXOS BとDosun U1を装備しているので夜道でも走行が可能です。

ちょっとぐらい遅くなっても問題無いという欲がでてきて、ああ、だったら阿蘇山に、ラピュタの道に大観望にと夢というか欲が広がるわけです。Vブレーキにサスペンションに前輪32Cのシュワルベマラソン、後輪35Cのシュワルベマラソンプラス。フロントライトはLUXOS BとDosun U1、リアライトはダイナモ発電でランタイムを気にしなくて良いブッシュ&ミューラーのラインテックブレークプラス……これならラピュタの道を暗くなった状態で登っても行ける! 

神主の話に寄ると、阿蘇山の麓まで自転車(たぶん、ロードバイクでなら)1時間、大観望までは2時間半ぐらいということでした。そのまま帰るか阿蘇山によるかを考えているところ。

 S字カーブが美しいです。ナビによれば阿蘇にまで続いている道です。行くべきか行かざるべきか……

装備は良し。補給食は無し。補給食は買うとしても、体力と調子は悪し。
 体力的に無理。時間的にも厳しい。仮に登っても、この霞ぶりでは……

基本は阿蘇山には寄らずに帰るつもりでした。しかし、目に映る阿蘇の山を見て、最後の最後まで迷う事になります。

遠景に阿蘇。時間は14時ぐらい。阿蘇によるべきか、よらざるべきか……ナビだと15時半ぐらいには大観望に到着できると出ていましたが、じつはこの時間というのがまったくあてになりません。ロードバイクでクライマーのひとなら時間通りかもしれませんが、クロスバイクで坂道を登るのが遅いとひたすら遅延していきます。
 横目に阿蘇山の端をみながら迷います。何枚も写真を撮りました。
 分岐点。残り体力。なし。残り時間。足りない。道中は補給するとき以外は使い捨てマスクをしていましたが、喉の奥が痛いです。
 ああ。
 うううっ。
 阿蘇山にはよらないで帰る決断を下します。途中で、阿蘇山帰りだろうロード乗りを見かけましたが、なんか呼吸が辛そうでした。
 建築中のスタジアムとドーム横を通ります。

あとはひたすらナビの指示に従って漕ぎたおすことに。
 消費カロリーが6000kcalを越えていたはずです。そういえば、いきなり団子の後にはおにぎりを食べましたが、昼食は取っていません。たぶんハンガーノックになりかけていたか、すでになっていました。

遅めの昼食ということで、往路でみかけた定食屋へ。大盛亭でご飯の基本が500gだそうです。ご飯は減らして300gを選択しました。


 目玉焼きにソースを掛けて、塩分補給も忘れないようにします。ここから先が小栗峠で、厳しいことが分かっていたのです。つうか、まるで体が動いてませんでした。

これを書いているいまもって、ぼんやりしているという。

翌日の夜に書き足したりしていますが、それでもぼんやりしているという。

峠は越しましたが、完全に脚が売り切れている状態になりました。峠を越えて微妙なアップダウンありの下りに入りますが、まったく速度がでません。ナビに表示される目的地への到着予定時間もどんどんとずれ込んで行きます。

家には午後08:02到着予定でしたが、最終的に家にたどり着いたのは午後10時前でした。

 峠越えした道の駅で、のこりが61km。街灯もつきはじめる時間。ジュースとコーヒーを補給して脚は動きますが、ホイールが回転している感じがしません。

何回か下りて、接触とか、ハブのまわりを確認しますが自転車に異常は見つかりません。車輪が思ったよりもまわらないのは乗っている人間のステータス異常です。

コーラを飲み干して塩飴と塩分タブレットを飲んでしばらくして十数分間だけはペダルに力を入れて漕げるという危険な状態になっています。

あきらかにハンガーノックなのですが、その時は途中でハンガーノックと気が付きませんでした。

そして、市内入りして坂で思わず速度が出たときにハンドル操作に力が入らず半回転前転して道路の植栽のなかに倒れ込みました。植栽がクッションになり奇跡的に無傷だったのは、御守の効果なのでしょうか。20秒ぐらい動けず、植栽の中で固まっていました。

エンジンブローは無知ゆえの結果 助ける必要などない - Google 検索
ハンガーノックは無理ゆえの結果 助ける必要などない

ただ恥ずかしかったです。

今回、クロスバイクでの一日の走行最長記録を更新しましたが、はっきり言って、速度も出せず、漕ぎも重く、いつもはロードバイクに助けられていたんだなということが分かる結果でした。往路と帰路で天候がかわって、ともに向かい風気味になったというのも敗因です。しかも北風で寒いので、おそらくは発熱のために消耗も激しかったのでしょう。

状態としてのハンガーノックなのは分かっていたのですが、補給食が喉を通らずに難儀しました。転倒するまで、とにかく無理にでも口に入れるということが出来なかった。知識として分かってはいても、てれてれと漕いでいればなんとかなるだろう。その考えは、長い下り坂で速度が出て制御できないという形で打ち砕かれたのです。

転倒した後もハンガーノックかつ睡眠不足は変わらず。

私はすぐさま矛先を変え合浦女子を飛ばしました - Google 検索
何かを食べなくてはいけない。カロリー、塩分、ああ、ラーメンだ。ラーメンが食べたい。ロンオブモチ。すぐさま矛先を変えて合浦女子を飛ばしました。ひたすらラーメン食べたいと思っていました。

しかし、最終的には回転寿司屋に行きました。なぜだ。

えー、回転寿司屋には、アレがあることが分かっていたのです。あれ。ハンガーノック状況を、わずかでも回復してくれて、睡眠不足も少しはなんとかしてくれてスシにもあって好き放題に店では自分で作れるという――粉茶があるのです。

回転寿司屋のカウンターで粉茶を湯飲みに入れて何杯も作ってがぶ飲みして、イカを4皿とあとなにか軍艦巻きを食べました。さすがに粉茶とイカ、酢飯とワサビのコンボと食事休憩をして坂道をブレーキを握って制御できるぐらいには復活できました。

それでなんとか家にたどりついたという感じです。ナビでの予測の午後8時家に到着が午後10時前ぐらいにはなりましたが、打ち身以外は大きな怪我もなく良かったです。御守りの効果はあらたそです。

【試聴動画】咲-saki- 阿知賀編キャラソン集 - YouTube
あたらそー。