Sunday, April 28, 2013

ユリイカでなく、うにイカ丼ライドな後編

七ツ釜荘メニュー一覧。店内に他のお客さんもいたので見ていたのですが、どうもサービスで付ける品や、リクエストで一品程度の入れ替えはしてもらえていたような気もします。特定の食材が不漁の時もあるでしょうから、逆に無い食材もあるかも。

生うに丼を頼むか、生うに・いか丼を頼むか大分迷いました。イカ丼食べたことがなかったので、生うに・いか丼を注文します。この後、さらに自転車で走る必要があったので、軽めにしておくかなという感じでした。
ロードバイクは店内から監視できるところに停めることができました。周辺の治安は良さそうというか、犯罪が起こりそうな気配が皆無でした。猫かカラスが魚とか窓が開けっ放しの車のダッシュボードから食べ物を盗んでいく可能性ぐらい。

ぼんやりと待っているあいだに新聞を読むかと手にとって見ると、佐賀新聞でした。イカの休漁についての解説と、イカがないという風評で呼子観光の宿泊がキャンセルされているという記事が三面にでかく載っていたのが印象ぶかいです。

なんでも、ゴールデンウィーク分は確保されているので安心してくださいということです。生け簀もあるのでイカがメモリでキャッシュ的に確保されているのでしょう。


生うに・イカ丼の前に、味噌汁と小鉢がきて「あれ?」と思ったのですが、「生うに・いか丼」とあっても単品ではなく、セットのお値段だったようです。イカ天までついていて、予想外のボリューム。こ、これはこの後の自転車が厳しいことに……
それはさておき、自転車を漕いできていたわけで、大変に空腹です。いか、うに。うにいか。

イカを箸でつまんで食べてウマー。ウニの乗った部分のご飯をかきこんでフワウマーです。ちらっと見える海苔の香りが香ばしい。微妙な甘みの美味しさのなか、わさび部分にくると、甘い中につーんとした刺激がくるので、まさに丼のツンデレや―。

とか言いつつ、ウニの味の良さが判別できませんでした。良いことはわかるんですが、ほかとくらべてどう良いのかが分かりませんでした。分かると色々と食費的に大変になるのでいいかな。


ぱっと他のテーブルと見ると、地元のお客さんが、うに飯とサザエつぼ焼きをテイクアウトしていることが分かりました。

めかぶの小鉢がついてきていのたですが、刻み前のめかぶ小鉢をさらに一品サービスしてもらえました。めかぶでそうめん的な食感。すばらです。
食べ終わった後は、押しチャリで七ツ釜を散策しました。こういうときはフラットペダルにスニーカーという装備が有利です。登りと向かい風で死にますけど。

見渡すと海の色が違う箇所があります。見応えがあります。船はまた今度に乗ってみたい。
帰路も同じ道を通って呼子への道を行きます。かすみも無くて、風も冷たくなく快適でした。
自転車であれば、屋形石漁港への分岐を行くと良いようです。車はその先の「七ツ釜」の分岐が間違いないのですが、漁港の景色を見ることができません。

自分も色々と海岸沿いをうろうろしたことがありますが、漁港の湾内で海が綺麗な場所は初めてでした。
七ツ釜荘で食事の後は呼子へ。サンレイの新しい自販機を見つけました。
なかなかにローカルな品揃え。
シーズンなのかこどもの日が近いためか、あるいはその両方か、ノボリが風にたなびいていました。
安定のイカを干す光景。
回転イカ干し機
いかくいてえ。(さっき食べたでしょ!)
遠景の突堤に釣り人。
加部島まで渡りました。風の見える丘公園です。自転車で登りはしんどい。
しかし、登れば甘夏みかんソフトが待っています。
甘夏みかんソフトで補給した後は、加部島のロングストレート。


道端の花。
北の牧場。
もーもーさんですのだ。
その後、途中で見かけた田植え風景で、棚田のことを思い出します。さくっと棚田まで走行。
撮影してはいませんが、すでにカメラ趣味の人が夕暮れまちで場所取り合戦になっていました。

横の坂道では、競輪選手らしい人がもがきの練習をしつつ何か吠えていましたが、関わりあいになるのを恐れ目を合わせないようにして難を逃れました。

競輪選手はスプリンター気質の人が多いらしいのですが、スプリンターはブチ切れていればいるほど最高出力のピークが高くなるようで、国内の自転車乗りの一つの頂点、ピラミッドの上からでいうと0.数%の競輪選手ともなれば、体の鍛え方も半端ではないので万が一路上でトラブルになると死を見ることになります(偏見)。



サイコンのスイッチを入れたのが、自宅を出てちょっとしたところだったので、もしかしたら100マイルかも? という感じでしたが、記録として残っていたのは151kmです。
さらに計測開始が遅れたナビ。つうか、ロングライドのあれこれを忘れている……

後半は気温が下がって、羽織るものをもっていっていなかったので、寒くて死にそうでした。とくに最後の峠が、昇る時は温まるけど、下りの風でもう死にそうになっていて、ああ、これは不味いという体の震え方で、予想通りに風邪を引いて今日に至るという感じです。ラーメン食べたい。