Friday, May 12, 2006

ウソニワ読了 あとパピレス


ちょこちょこと読んでいた侵略する少女と嘘の庭、略称ウソニワを、とうとう読了しました。オリジナル箱庭療法を自らに施して過去に封じた幼いころの暗黒記憶。年を経て、古い記憶と対決できるだけの精神力とツレを得た少女が、敵出現地点に舞い戻って過去の記憶にトドメをくれ精神的な昇華を得るまでのお話です。MF文庫Jというか清水マリコで無かったら、死体の一つや二つは転がっていてミステリになっていたと思います。あと、新書サイズだったら、やってたとおもいます。

それはさておき、イラストにある【?】の少女を見て、シリーズ最終作につき、ウソイモの、みどやん再登場ですかいと思ったら、toi8描写トリックでした。というか、もしかしたら、途中であったらしい内容変更の余波なのかもしれません。イラストは出来ているので、イラストに合わせてテキストを変換するという一大叙事詩が繰り広げられていたと妄想できました。メルヒェンです。

MF文庫Jは、電子書店パピレスでもけっこう入手可能で、シリーズ三部作のエピソード1「ウソイモ」、エピソード2「ウソデン」もさっくりと買う・試し読みすることができます。二作目のウソデンは帯のある状態で読み、読了後に帯びを外して見るという読み方がおすすめですゆえ、帯の有無がさだかでない通販・電子書籍での購入はどうかなと思います。難しいかもしれませんが、帯付きの書店店頭確保に挑まれることをおすすめしたいです。

嘘つきは妹にしておく - 電子書店パピレス
君の嘘、伝説の君 - 電子書店パピレス

あとは、PCゲーム化を希望したいところです。XBOX360でも可。ジャンルは一人称FPSで、って、そんなわけありません。

パピレスでMF文庫Jだと、パートタイムプリンセスが超おすすめ。
パートタイムプリンセス - 電子書店パピレス
ライトノベルというくくりだと、
愛してるっていわせたい - 電子書店パピレス
が、ピンポイントで読めておすすめでしょうか。