Wednesday, August 26, 2015

シノハユ第24話「全国⑤」 出雲そば そばもん 17巻 聖の青春 修正・追加

シノハユ第24話「全国⑤」感想 善野さん強かった
http://zudo-n.blogspot.jp/2015/08/24.html
シノハユ the dawn of age 感想 2015-08-25 18:37:06 / シノハユ 第24話 全国⑤
http://blog.goo.ne.jp/katsu666/e/7fc267d98aeb51bb84095a24e0433ca8


シノハユの最新話で、本編の咲-Saki-では病に臥せっている善野一美が本格的に登場して試合に臨む。主人公の日常は出雲が舞台なので、「出雲そば食べたいなあ」などと適当な感想を持って読んでいると、「出雲そば」からそばもんの17巻、出雲が舞台の話を思い出し、そして、そばもんの作者・山本おさむが漫画化した将棋の棋士の話を思い出します。

聖の青春 (講談社文庫)村山聖。麻雀も打っていたわけです。過去形で完了しているというのが悲しい。

そばもんは途中で監修の方が亡くなります。その後に描かれた、そばもん 8巻の「いちばん長い日」では、引退するかどうか間際の将棋指しと、長年やっていた蕎麦店を閉める店主の話があります。

監修の方を亡くして、そばもんはこの先続くのかどうか。現在、17巻まで出ているので、8巻から先に続いています。ネタ切れと監修を亡くしたことにより、さすがに締りの無い展開にもなっています。しかし続いている。

過去8巻の時点で監修を失っていても、この先を続けるのかやめるのかは分かりませんでした。

そばもんの作者・山本おさむは、マンガの創り方の著者でもあり、基本的な創作スタイルはだいたい分かっています。

そばもん8巻の「いちばん長い日」の終わりで、将棋指しはまだ指し続けることになり、蕎麦店は閉店する。亡くなった監修の蕎麦の名人と、村山聖を題材にした漫画を書いた
そばもんの作者。作中では、将棋指しが店主に一礼して終わり。「その後も現役にとどまり、今も戦い続けている――」そばもんは続けることが、作中での、棋士の蕎麦店主に対する長年のお礼と共に示されていると思っていました。

同時に、初期のころ、2巻で語られた、江戸蕎麦に対しての田舎そばの星入り(蕎麦の実を殻ごと砕いて製粉・製麺するとそうなる)に対しての厳しい評が、途中の郷土蕎麦での星入りアゲに続いて、さらに出雲そばの出てくる17巻でも誤魔化し回収しきれてなさそうなのが大変だなあとも思いました。煮えないだろう、水を入れすぎたら切れるだろう、に対して開き直った点は良かったです。

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」は偉大だった。

善野さんは浮腫んでいないので、ネフローゼは回避して死亡フラグ完全建立でないのは良かった。

咲-Saki-での最強キャラ・小鍛治健夜プロは、将棋の羽生名人を一部参考にしてプロフィールが作成されています。夭逝した村山聖は羽生名人と同世代のため、もし、咲-Saki-で村山聖に該当するキャラとがいるとすれば、善野一美ということになるでしょうか。村山聖は享年29歳。咲-Saki-の作中では、善野一美28歳ということで、たいへんに死亡フラグがイーシャンテンで立ちまくっている状態です。