Sunday, November 04, 2012

ダクトの冷却効果で1000kcal消費1時間切り

冷却が追いつくと踏めるので、1000kcal一時間切りを久しぶりに達成できました。夕食直後だったので、ロッパーしそうで大変でしたが、なんとかかんとか。弱虫ペダルの1~3巻を読みながら漕いでました。弱虫ペダルの前半の山場は3巻の坂道が回収されると思って臥せた時にロードバイクを渡されるところだなあ、あつーとか思って漕いでました。

その先の4巻では、鳴子が、ひょっとして小野田くん、お前の得意分野って…登りか!! から、欠点があるという説明でひっぱったあと、ダンシングが炸裂するところが痺れます。この時、小野田はフラットペダルだけど。既刊分で最も熱いのは12巻のヒルクライムにケリがつくところ。

で、ダクトの効果で扇風機がいらないと喜んでいましたが、流石に200W越えだと途中で発汗してくるので、追加で扇風機をオンにして凌ぎました。あれ?

弱虫ペダルの4巻では、登場人物が心拍数を気にしていましたが、いずれは
「拍動しない人工心臓」で生きた人 « WIRED.jp
[42]ここまできた人工心臓||心臓|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
http://www.ncvc.go.jp/20120421_yomiuri_yu.pdf

無拍動流の人工心臓システムを組み込んだ選手が、バッテリのパワーで心拍数の壁をぶっちぎって行く事でしょう。スクリューハートです。パラリンピック枠になりそうな予感。血管の各所にある弁をぶっこわしそうなのが欠点か。動脈瘤や静脈瘤にもなりそう。いや、そこは薬剤入りのステントを各所にぶちこみまくって乗り越えるンだ! いろいろとダメそう。

それはそれとして、1時間で1000kcal切りをすると、体重次第ですがおよその出力は240Wを越えます。自転車にはいくつかの速度や出力の壁があって、その一つが240Wの壁です。速度にすると、時速35kmぐらいの壁。そこから先は、競技をやってないと出す必要が無くなります。危ないし。なんで230でもなく250でもなく、240Wなのかという根拠もしっかりとあります。2chの自転車板だと、分かりやすさ重視で20km/hから時速5km刻みのスレッドがあります。


【超々初心者】20km/h巡航を目指すスレ【ポタ志向】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1331622771/l50
【初心者】25km/h巡航を目指す!! Part5【練習】
【初級者】30km/h以上で巡航 part13【練習】
【目指せ】35km/h以上で巡航 part41【上級者】

他の分類で1時間走行する前提だと

時速21kmの壁 国際A級のフルマラソン選手が路上で練習していても追い抜かれない
時速26kmの壁 国内で女子車いすマラソンのトップアスリートが練習していても追い抜かれない
時速32kmの壁 世界トップクラスの車いすマラソン選手がガチ練習していても追い抜かれない
時速35km(240W)の壁 日本国内電動アシスト自転車の法定上限。インラインスケート、チャリオット・スケートが相手でも、平坦路を1時間走行だと自転車が抜かれることは無くなります。すなわち、時速35km以上で走っていると、人力最速の世界。競う相手は自転車だけになります。

下りのみだと、
このような、空気抵抗が自転車よりも有利で時速100kmを超える人力車輪走行の手段があります。しかし、日本国内で遭遇することはないでしょう。というわけで、時速35kmを維持できると、抜かれるのは相手が自転車か、違法なフル電動の自転車の形をした電動バイクだけになるので、一時間維持できるかどうかは別として、時速35kmを出せるまでは到達したいものです。

車いすマラソン - Wikipedia
車いすマラソンの機材は発展を続けているので、空気抵抗を減らすカウル、人体の装備の発展と、ギア比のブレイクスルーがあると時速35kmでの走行をしていても抜かれる可能性が出てきています。


【次世代】エアロロード総合2【見た目最速】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1329665742/l50
自転車の場合はUCI規定があるので、エアロロードがどこまで発展・レギュレーションで許容されるか。通常の自転車の形にこだわらないのであれば、リカベントやカウルありをどれだけ飲み込んでいくかというになるでしょう。



距離なら100km、100マイル(160km)が一つの目標になっています。


ママチャリで1日100km以上走った奴いる? 8日目
初めての100km 14チャレンジ目
【100マイル】ロングライドレポート10【160km以上】

ママチャリの場合の100kmは、前かごに補給食やエイドキットを積め、ライトも標準装備されているものが多いので、挑戦する場合は

サドルの高さをあわせる
タイヤに空気をしっかり入れる
チェーンに油をさす
ブレーキシューを新しくする
こまめに補給と休憩を行う

これで比較的に難易度をおさえて達成できるでしょう。1時間に10km進んで、10時間かけて走ればいいのです。