Wednesday, May 19, 2004

おとといのひるげ

昼時、出先で、
「ここらへんに、おいしいご飯屋ありまっか?」
と出先の人に聞いたら
「ああ、道を渡ってすぐのところに、めしや丼があります」
その場で食えるほか弁かよ!
(地域により違いますが、ほか弁とめしや丼は運営会社が一緒)

ほか弁テイストという気分じゃなかったので、
てくてくと歩いて、近くのとんかつ屋に行った。
が、店の中に入ると、店員に速攻で店の隅に案内された。
私が小汚い格好をしていたせいでしょーか。

店はちょいお値段高めで、とんかつは黒豚と白豚に分かれていて、
黒豚を使用したメニューは、だいたい白豚の2倍の値段が付けら
れている感じ。

お品書きを見ていると、店の人が注文を聞きにくる。
カウンター席に座った隣のぴしっとした初老のサラリーマンには、
注文の時に、
「なんとかランチには、白豚を使用したものと、黒豚を使用した
ものがございますがいかがしましょうかー」
と聞いていた。

自分のところにも店のおねーさんがやってきました。
「カツ丼ください」
「かつ丼ですか? 当店には、かつ丼はございません」
「ええとじゃあ、これこれ(メニューにあるカツ丼風のものを指さす)」
「かつ重ですね、かしこまりました」
「あ、かつ重にも、白豚を使用したものと黒豚を使ったものが
あるんですよね……って、もういねえよ!」

もちろん、出てきたのは、白豚を使った安い方のかつ重でした。
でも、それがまたおいしくて、なんだかとっても微妙な気分に。おろろん。