PSOBBをやってからプールに泳ぎに行く。
午後のいい時間だったので、3.3mプールも混み合っていた。
おまけに、3コースをシンクロナイズドスイミングのチーム
が使っていて、残りのコースが泳ぎ用ということになっていた。
1コースを一人で使うという野望はあえなく潰える。
日曜だし、しかたなす。
いや、茄子じゃなくて、もうちょっと早い時間に行けば良かった
だけだったりして。で、シンクロの練習のかたわらでてれてれと
45分ぐらい泳ぐ。約1.5kmといったところ。
早い人と一緒になってコースをまわっていたので、
もうちょい行ったかもしれない。こっちはときおりサボったけど。
そういえば、シンクロの練習の横で泳いだのはひさしぶりだった。
横と行っても、数コースをまたいではいた。
見た目優雅なシンクロが水中では必死というのは分かり切った
話だけど、音楽とシンクロのコーチがマイクで飛ばす指示が、
3.3mの水中に響き渡って、まわりで泳ぐ人間も必死になるということは
シンクロの練習の横で泳いだことが無い人にはわからんだろう。
(水の中にもスピーカーがあるっぽいので、音楽が水中で響く)
ときおりシンクロを練習している人間がプールサイドにあがって、
「いいかぁ!」「はぃ!」
とか一斉に号令して返事をするのが、めちゃくちゃ心臓に悪い。
コーチはマイクのスイッチ入れたままだし、音が増幅されて水の中で
響き渡って心臓がビクッってなる。あれは下手をすると死人が出る。
あと、シンクロを極めれば極めている人ほど、笑顔が鉄になるので怖い。
スイマー特有の胸が平坦で、そのわりに胸板が厚くなって
肩が広いという体型にプラスして、爆発的な呼吸と水の抵抗で
鍛えあげられまくった表情筋で作り出す笑顔。
シンクロはテレビで見るに限る。
てれてれと泳ぎ、ときおり「いいかぁ!」「はぃ!」でビクッって
なりながらそう思った。