Friday, July 02, 2004

小野不由美の悪霊シリーズ amazonユーズド価格に関して追記

ラ板の雑談で、ヤフオク価格が暴騰していることを知る。
一冊3,000円もアリ、ってなんの値段なんだ。
ハードカバーの値段じゃねーか。

と驚いていたら、amazonでのユーズド価格は、もっとすごいことに。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061986961/
6,800円ナル。いや、ナリ。
概して、出版数の減っていく後半の巻ほど高額になるのは
わからんでもない。しかし、6,800円というのは、ちょっと衝撃。
十二国記バブルおそるべし。

いちおう、悪霊の住む家上・下以外は揃っている。
が、ヤニを吸う友人宅に置いてあるため、ヤニ漬けに
なっている可能性大。となると、バラして、キバミ抜き(褪色)
処理しつつスキャンしてデジタルで保管するのがいいのかも。

悪霊シリーズは、1巻の出来がよくて、7-8巻が胸を打つ名作
に仕上がっていると思う。本来のホラーとしても7巻はバランス
が取れているし、夏には特におすすめ、
って、一冊3,000円はどうかと思うけど。
さらに、7巻の6,800円ってなんだ。
たしかに出来はいいがー。一夏の冒険か。

にしても、当時のティーンズハートなら、出回り数が半端ないはず
なので、一冊3,000円ってのは、付録が全部ついているとか、
著者のサインがあるとかじゃないと、ありえない値段と思うけど
なあ。十二国記のヒットで、需要と供給のバランスが崩れたかな。
十二国記は供給過剰っぽいので、アニメ放映終了後に暴落確定。

ティーンズハートで他にお勧めと言えば、
井上ほのか「アイドルは名探偵3 愛してるっていわせたい」
これはパピレスでも購入可能なので、3巻のみおすすめ。
http://www.papy.co.jp/act/books/1-1850/
富士見ミステリー文庫で、井上ほのか再びという話を見た気がするけど、
あれはどうなったんだろう。そこらへんがミステリか富士見ミステリ。