Friday, March 26, 2004

逆引き辞典 検索 ヒットせず

逆引き辞典(逆引き広辞苑)が、どっかに行った。
だいぶ前から、家のどこかにあるはずというレベルだった。
逆引き辞典を使おうとした場合、辞書引きどころか、辞典の場所を探すという愚かなイベントが毎回発生していた。

インターネットで検索できるようになってからは、普通の辞典はともかく、使用頻度の極めて低い逆引き辞典は、もう、ほんとにどこにいったか分からないということになった。今も見つかっていない。高価なので再購入する踏ん切りがつかない。使用頻度低いし。そこらへんで、ぽっと、見つかるかもしれないし。

値段だけなら文庫のやつは安い。でも、文庫ゆえにまた無くしそう。そもそも、積ん読確定。ただ、逆引き辞典は、インターネットだと見あたらない。また、あっても実用のレベルに達していない。絞り込みがぬるいため、通常の検索だと代替できない。

今回は、「体」で逆引きしたかった。なんか「エロい体」で、えろいぼでーとかを知りたいんじゃなくて

物語体、小説体、写生文体、書簡体、覚え書き体、教義問答体、記録体、独白体、ノート体、紀伝体、追憶体、論議体、考証体、説話体、対話体、複合独白体、シナリオ体、戯曲体、記事評論体、現代古語体、敬語体、漢文直訳体、候文体、キリシタン文体

のうち、どれが掲載されているかを知りたかった。羅列した「~~体」は、新潮文庫の百冊のCD-ROMに掲載されている芥川龍之介の解説に書かれていたもので、芥川龍之介の試みたスタイルとか文体の一覧。ちょっと、羅列してあるものがあやしい感じ。重複もある気がするし、和漢混交体ってのも、ほかでは見かけるけど、ここには無い。

口語体が入っていないのが時代を感じさせるけど、口語体がほかの「~~体」で置き換えることができるかどうかを含めて調べたかった。あやしいのもあるし。キリシタン文体って、and検索じゃなかったら、googleで一件もヒットしないし、そもそもなんだろう。芥川龍之介の時代には存在したのだろうか。わからん。

わからんので、調べようとした一歩が、逆引き辞典なんだったんだけど、「逆引き辞典のありそうな場所」から検索しないとだめぽということになっている。とりあえず検索する「逆引き辞典のありそうな場所」「逆引き辞典 ありそうな 場所」

もちろん、一件もヒットしなかった。