Sunday, August 15, 2004

親戚のばあさんが亡くなったと思ったら

最初のヤバイという報せがあって、私の両親が病院に面会に行く。そこで、親戚のばあさんが危篤状態になっていても、家族以外は会わせることができないと病院側から言われて、面会ができなかったらしい。その病院の体制では、そんなもんかね、変なローカルルールがあるもんだと思っていたら、翌日になって面会できなかったほんとうの原因が判明した。
親戚のばあさんは、二度目のお産の時に輸血しており、その時にC型肝炎患者の血液を入れられたらしい。で、年を経て肝硬変を発生させて、病院にかかっていた。で、注射で肝臓に投薬していたけど、危篤になった日の注射が、心臓に繋がる太めの血管を傷つけてしまっていたらしい。つまり、医療ミスで殺されたのではないかという話になってきた。病院側の担当医師はミスを口頭では認めている。ただし、経理なのか理事側の人間は事故であること主張している。
ばあさんが死んだ親戚としては、どうせ死ぬなら、畳みの上でということで、家に連れ帰りたい、病院のミスだろうが不問にするという感じだったけど、これからミスが起こるかもしれない未来の患者と、いままで闇に葬られて来たかもしれない過去の患者のことを考えろと、残りの親戚から説得され、司法解剖に応じることになった。